日本近代の代表的な霊能者30人をひとり3ページほどで紹介した本。情報量はあまり多くないし少々ウサン臭げなものとして型通りなまとめになっているが、短時間で近代における霊能者の代表的な人物について概略をつかむことができた。
全体を通して見るに、霊能者や教祖といった社会的な枠組みから逸脱していそうな人々が、いかに時代や社会の影響下にあったのかを感じた。本書が「霊能者」というオカルト的文脈において定義の明確な概念でまとめられていることも影響しているとは思うが。
大本教についてもっと掘り下げていきたいと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年12月28日
- 読了日 : 2011年12月24日
- 本棚登録日 : 2011年12月24日
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