ある屋敷に下宿することになった明文(攻)と薔薇園の見目麗しい不思議な青年(受)。時代は大正・昭和初期ぐらいでしょうか。
すごく昼ドラのようなミステリアスな雰囲気ただようお話。展開も早くてシリアスなのに笑ってしまいそうになるというか。でもとても雰囲気があって好きです。
番外編として現代のお話が入っています。ふたりにまつわる別カップルのお話。個人的には輪廻転生とか好きではないので、本編のその後とかのがよかったですが、こちらのふたりがとても雰囲気がよかったのでこれはこれでよかったなと。
どこまで曖昧で不思議な雰囲気にするかは加減が難しいですが、これはいい塩梅だったんじゃないでしょうか。
読書状況:読み終わった
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さ行
- 感想投稿日 : 2016年6月25日
- 読了日 : 2016年6月25日
- 本棚登録日 : 2016年6月25日
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