読む・書く・考える IQ200の「学び」の方法

著者 :
  • 祥伝社 (2013年8月2日発売)
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感想 : 16
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9歳で大学に入ったアメリカの天才、矢野祥さんが書いた学びの方法。そんなに画期的なことは書いてあるわけではありませんが、なるほど、と思う点もありました。

例えば、矢野さんは子供の頃から1人で静かに過ごす時間を与えられていた、とのこと。このとき矢野さんはクラシック音楽を聴きながら本を読んだりして過ごした。こういう静かな時間、重要なのでしょうね。矢野さんはTVをみない、ゲームもやらないようなのですが、その分静かなところで本を読んで知性を育んだのでしょう。TVをみない、ゲームもやらない、というのは重要だと思います。

あと、矢野さんは小さい頃から活字中毒で、醤油ビンのラベルでも何でもかんでも読んでいたとのこと。この小さい頃から文字に親しむということ、重要だと思います。

では、これを実践したら矢野さんのように9歳で大学に入れるか、というと恐らく全くそんなことはないので、本書にはあまり画期的なノウハウのようなものはないのかな、という印象です。まあ才能なのでしょうね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2014年5月1日
読了日 : 2014年5月1日
本棚登録日 : 2014年5月1日

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