月のしずく (文春文庫)

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本棚登録 : 1504
レビュー : 191
著者 :
Ryoko*さん  未設定  読み終わった 

心が洗われる作品ばかりの短編集。1996~1997年の作品で、この頃の浅田さんの作品が私は一番好き。神様のように善良で惚れた女の為なら何でもする男。その人間性に惹かれていく女。こんな感じの設定が多いですが著者の引き出しの多さで、どれも新鮮で哀愁があり余韻が残る。コンビナートの荷役をしているさえない男と美しい女との話の「月のしずく」やパリで別れた恋人を忘れられないままの妻とそんな妻を一途に愛する「聖夜の肖像」。若い愛人との別れと不幸な自分の生い立ちに思いを馳せながら故郷中国を歩く「琉璃想」が良かった

レビュー投稿日
2017年3月6日
読了日
2017年3月6日
本棚登録日
2017年3月6日
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