蒼路の旅人 (新潮文庫)

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レビュー : 365
著者 :
まぁこさん  未設定  読み終わった 

チャグム……もう最初からかわいそうでしかたない。帝は帝だから、チャグムが自分の子供っていう感覚がないんだろうね。産んだわけでもないし、抱いたこともない。ただ自分が死んだ後に帝になるやつっていう認識なんだろうけど。でもチャグムが少しずつ力をつけていくと、自分がしたようにチャグムも自分を殺すのかもしれないって考えたのかな。神として崇められているのに、誰よりも人間らしさを感じた。
チャグムは世界の広さと自国の小ささを知った。けれど、やはり普通の皇太子と違うのはその小さい自国の民を守りたいと思う気持ち。自分がどうなったとしても。その根底にあるのがバルサやタンダと過ごした日々なのだとひしひしと感じる。チャグムが口にしなくても、バルサやタンダがずっと心にいるんだ。


2019/01/09

レビュー投稿日
2019年1月9日
読了日
2019年1月9日
本棚登録日
2019年1月7日
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