少年計数機 池袋ウエストゲートパークII (文春文庫 い 47-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年5月10日発売)
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本棚登録 : 6761
感想 : 470
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 第一巻のレビューでさんざんクサしたけど、そこで指摘した問題点が本巻でぜんぶ改善されてるのには驚いた(゚д゚)!
 特に文体を完全に変えているのには感嘆(゚д゚)!
 編集や何かの意見を聞き入れた上での変更なんだろうけど、こういう柔軟性というか融通無碍というか、自分を変える勇気の有無がプロとセミプロの違いなんだろうね( ´ ▽ ` )ノ

 結果として、ものすごく読みやすくなり、話も面白くなった( ´ ▽ ` )ノ
 一巻切りしないでよかった( ´ ▽ ` )ノ

 読んでて「これは現代を舞台にした捕物帳だな」って感じた(まあ、あと百年か二百年後にはこういう作品が「時代小説」になってるんだろうけど)( ´ ▽ ` )ノ
 風俗・人物の描き方、仁義・人情、まさに時代劇そのもの( ´ ▽ ` )ノ
 主人公と警察署長の関係なんか、岡っ引きと大岡越前守そのもの( ´ ▽ ` )ノ
 石平、老成したら下町情緒たっぷりの時代小説書いたらいいんじゃないかな?( ´ ▽ ` )ノ

 ちかいうちに三巻四巻も読もう( ´ ▽ ` )ノ

2018/05/09

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年5月9日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年11月27日

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