論理の方法: 社会科学のためのモデル

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2003年4月1日発売)
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本棚登録 : 414
感想 : 25
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小室直樹の数多い書籍の中でも最高峰の内容かと思います。
社会モデルの構成を歴史のパラダイムを踏まえて記述している事項の数々は正に圧倒的。ソビエトの崩壊から社会主義の論理を読み解き、さらにケインズ経済学のモデルへと展開、さらに資本主義の起源を考えキリスト教の論理を追求、さらにプロテスタントの存在を考察、日本の論理を追及する上で日本に伝わる仏教や習慣が如何に日本教の中で変革していくのか、明治維新の起源となった山崎闇斎の崎門の学、荻生徂徠を追及・・などモデルに至る論理の追求を紐解いた一書。
各項一つ一つで十分に一冊の書籍として成り立つ。それら別々の論理の追求を見事に一冊の内容にバランスよく纏められている。

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 政治・思想
感想投稿日 : 2010年6月15日
本棚登録日 : 2010年6月15日

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