
朝日新聞がとんでもない新聞だとしつこいほど繰り返される主張には同感だ。善人であるスーチーさんを不当に軟禁し続けているミャンマーの軍事政権は悪者であるという報道を見ていて、なぜ悪者の軍事独裁政権が何年にもわたってスーチーさんを抹殺せずにいるのか不思議にも感じていたので、著者の説明にはなるほどそういう見方もあるのかと得心した。軍事独裁国家である中国や北朝鮮ならとうの昔にスーチーさんは抹殺されているはずだし。しかし、全般的に余りにも偏った主張だと感じる。これでは正論を含んでいても多くの読者には受け入れられない
- レビュー投稿日
- 2013年1月11日
- 読了日
- 2013年1月23日
- 本棚登録日
- 2012年12月11日
『変見自在 スーチー女史は善人か (新潮文庫)』のレビューへのコメント
まだコメントはありません。
コメントをする場合は、ログインしてください。