- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003228432
感想・レビュー・書評
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「はくい」ではなく「びゃくえ」 その3
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18357
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN14064109 -
訳:中島賢二、原書名:THE WOMAN IN WHITE(Collins,Wilkie)
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「舞台上の霧」は文字通り霧散した。物語の転がし方はもとより、三巻を通して各登場人物の一人称で表現するなど、著者の「読ませる工夫」が随所に散りばめられている。同じ一人称であっても、ひとつの視点と多視点では、読み手が受け取る情報に変化が生じる。語る人間が変われば考え方や印象が変わるのだから当然だ。そうした珠玉混合の情報から真偽を見定めるのは、やはりミステリの醍醐味と言えるだろう。個人的には、女性たちの奮闘ぶりも嬉しい限り。美しい情景描写の上、冒険とスリル、恋愛もあり。単にミステリとは括れない濃厚な作品だった。
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あああ、面白かった!一気に読んだ。そりゃあ首相(昔の)も夢中になるわ。
何で日本であんまり知られてないのだろう。
ウィルキー・コリンズの本もっと読みたい!
でも翻訳された文庫(じゃなくても)があまりにも少ない。。。。
月長石よりこちらの方がミステリーというか冒険というかそういう要素が高い。面白かった!
読み返してみなければ。
原作トライしてみようか、、、、
ああしかし名作はやっぱり名作なんだなあ。
良いものはやっぱり残るんだなあ。
これだから古典は良いのだ。
悲しいものにしろ嬉しいものにしろ、良いのだなあ。 -
最後まで続きが気になる展開でした。
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白衣をナース服のことだとイメージしてたら違った。
おもしろかったな、ハラハラした。