- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063845457
感想・レビュー・書評
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くだらないくらいにフェティッシュな作品。
とにかく後藤さんがエロかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
羞恥心て愛しい。
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2012年8月26日
<SWEET POOLSIDE>
Cover Design/Tadashi Hisamochi(hive&Co.,ltd.) -
剃毛まんが。どうやら押見修造作品が好きかもしれない。
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あんまりにもくだらなすぎてくだらなすぎてむしろ面白い。
そして画力。表紙が巧みすぎるぶん。 -
フェティッシュ。
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まぁ、思春期ですよね。 -
『惡の華』では、その変態的世界観をいかんなく発揮している押見さんの短期集中連載作品。
僕は不勉強にして知らないのだけれど、おそらくストーリーを作るための手段というものは、雛形的なものが、いくつかあるのだと思う。おそらくその一つに、典型的なストーリーを異質なものをモチーフに再構築するというのがあると感じている。たとえば、OVA『トップをねらえ!』は「スポ根」という典型的なものを「巨大ロボット」をモチーフに描くからこそ、そこにはある種のナンセンスさが生まれ、またそれが魅力ともなっている。……もしかしたら、『トップをねらえ!』の場合は「巨大ロボット」が典型で、「スポ根」がモチーフかもしれないが。
本作も、非常に典型的な思春期の男女関係を描いた一つの作品にすぎない。しかし、そこに「体毛」というモチーフ(これまた、変態的ですね・笑)を加えて再構築するからこそ、ナンセンスで且つ魅力的な作品となっている。
多分に変態的なマンガには違いないのだけれど、とっても明るい! 『惡の華』とはまた違った変態さを味わうことができます(笑)。
【巻数】全1巻
【掲載誌】週刊ヤングマガジン
【連載年】2004年 -
あなたが「コンプレックス」を取り巻く物語を
こんなにもあっけらかんと、わけわからんエロさをもって描くから
僕ぁ窒息してしまいそうです。
主人公の男のコとふたりの女のコの絶妙な依存性というか
関係性は「悪の華」への布石も感じます。
色々な話を描ける作家さんも好きだけど
押見さんの様に独自の世界観とテーマを
深化させていく作家さんもまた尊敬します。
悪の華→しのちゃん→スイートプールサイド
と読みました。
自分の中での何らかの「欠落」。
それを相対化する「誰か」。
彼らが紡ぐ物語。
前向きでも後ろ向きでも無い緊張感。
押見さんの事をどんどん好きになります。
スイートプールサイドは
男のコ的女の子と、女の子的男の子の相互補完の物語。
ちょっと単純な設定だけど
やはり彼にしか無い世界観をビシビシ感じとれました。
あ、ちょっと今頭覚醒してるぞ。
良い気分です。