血の轍 (13) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 278
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098613021

作品紹介・あらすじ

比類なき物語は、遂に「本章」へ!! 「ありがとう。ひとごろしになってくれて。」そう吐露したママの首を、思わず法廷で絞めた衝撃の少年審判から約20年ーー静一は、生きていた。ママに翻弄され、挙句、人を殺めた。でも彼女に何も響くことはなかった。それでも、生きてきた。なぜーー? 【編集担当からのおすすめ情報】 累計(紙+電子)170万部突破の大反響作は、壮大な”序章”を終え遂に本章へ突入!!大人になった静一が、向き合わざるをえない「運命」とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 決して予想を超える展開ではないが、この巻の描写はちょっと辛すぎて……。

  • 20年を経ても苛まれる心、まとわりつく母の影。
    体は成長しても、心は深く傷付いたままだ。
    事件後を支えてくれた父の死と吹石さんとの再会が静一を変えてくれるのか?
    静一の中でドス黒い化物と化した母親と対峙するきっかけになるのか?
    救われて欲しいが、死以外の救いが何も見えない…。

  • 全巻まで序章だったのか…。 お父さん…お疲れ様でした。 この漫画は最初がメンタル的にきつくて、読むのを辞めようかと思ったけれど、読み続けて良かった。

  • 誠一が36歳になっている…

  • 読み終わるの、はやっ!

  • なるほど、こういう風に続くのか…といった感じですねぇ…。

    しかし、ラストの展開はどうにも…ちょっと安易すぎやしませんかね?? 著者の描きたいことは二人の関係なんでしょうか…? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ん~、完全に独り身となった誠一君はどういった進路を辿るのか…目が離せないですね!

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 蛇足だと思う。

    母親という存在の気持ち悪さやその眼差しを内面化して縛られてしまう息子、善良そうだが家族に対して無責任ともとれる父親
    さらには家族というもの、そのものの気持ち悪さ

    この辺りのリアリティは素晴らしいし、いわゆる毒親の下に生まれてしまった人にとっては細部は違えど、構造的には完璧に捉えられてしまい、トラウマが蘇ること間違いなし。

    ただ、物語としては吹石とともに親の呪縛から解き放たれる82話で完結としておくべきだったと思う。

    毒親の呪いに蝕まれ、自らを加害者と誤認してしまうくだりは必須ではあるが、82話までに持ってきた方が良かった。

    以降の展開は無理矢理すぎるし、面白くもない。
    終盤で描きたい事があって先延ばししているだけかもしれない。

  • お父さんはずっといい人。お互いに申し訳ないと思っていたのかな。亡くなる前に2人でお酒を酌み交わしてる場面が1番好き。いくつに、とか言葉もやさしいお父さん…

  • 急に話が飛んで大人編。
    唯一の縁が切れた後、また繋ぎ直す予兆。

  • まあ、そういう展開にしてくるよな。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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