- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582839210
作品紹介・あらすじ
たんたんと、時にシュールに、そして深くリアルに。あなたの日常でも不思議なこと、実は起きていませんか? 奇しくもコロナ禍の3年間にあたった、2020年から2022年の日記。
感想・レビュー・書評
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川上弘美さんの「東京日記」おもしろい。あまり変化のない「日常」ながら、そのダラダラ感がなんとも心地良い。日々のちょっとした出来事をこんな風にとらえられたらどんなに良いか。日記をつけている私にとっては羨ましい限り。
実を言うと、この弘美さんの文章、短歌づくりにはもってこいの文体。短歌づくりの為にも、真似たいですな。 -
コロナ禍に入る前からの3年間の東京日記。あとがきにも述べられてるけどさほどいつもと変わり映えしない安定した東京日記にほっこり、癒されました。一生続いて欲しいシリーズ
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東京日記7冊目。時は、ちょうどコロナ禍。初のzoom体験やら、外出自粛やら…
川上さんらしく受け止めているようでした。 -
期待通りの七冊目。大好きな東京日記。繰り返し読むことになるだろう。うれしく、あたたかな気持ち。川上弘美先生の本に出会えて良かったな。数独の本、買ってみようかな。
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淡々と日々のことが綴られているエッセイ。
7冊目ってびっくり。
今回は新型コロナの日々がメイン。
いろいろありましたね、と遠い目に。
川上さんの視点から見る世界は「そんなに慌てなくても良いんだよ」と言ってくれているよう。 -
林真理子や銀色夏生とも違う独特の面白さ。
ちょっと浮き世離れしてるというか、童話的な(夢の話し)感じ。
随所に笑いどころあり。
友人が少ないことを気にかけてるとこや、それでも知人が多そうで電話で話す知人、友人の会話がめっぽう面白い。
中盤からコロナ禍になりリモート系のエピソードも楽しい。
落ち込むとネットで食材(筋子とか)を買うとこもなんかわかる。
タイトルは旅先で訪れた展示会の内容が変更になっていて、
ひな祭り関係のものばかりだったとか。 -
川上さんのエッセイは、いつでもするすると身の内に沁み込んでいくような、親しみ深い心地がする。
数少ない、エッセイも好きな作家さんの一人である。 -
「流ししらたきレース」の夢がとにかくゆるくて好き
「短歌作りにもってこいの文体」とレビューにあったので、こちらの本に興味を持ちました!
私も、超初心者です...
「短歌作りにもってこいの文体」とレビューにあったので、こちらの本に興味を持ちました!
私も、超初心者ですが、短歌を詠んでるんです。
川上弘美さんは俳句を嗜まれてるそうですね。
だから、文章が、短文詩向きなのでしょうかね。