さよならの向う側 [Kindle]

  • マイクロマガジン社
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感想・レビュー・書評

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  • 外で読み始めて、1章終わるところで泣いてしまったので、あとは全部家で読んだ。
    他にも似たような設定の小説は読んだことがあるけど、文体のリズムが私には合っていたので、
    スーっと全部読んでしまった。
    生きることは、他の人との関わりがあること。
    ほんとにそのとおりだな、と思いました。

  • どこまで買いに行っていたんですか。

    人生は有限であり、誰もが等しく終わりを迎える。誰もが人生で出会った人々から大なり小なり影響を受けている。あなたが最期に会いたい人は誰ですか。

  • 別れと再会の物語4編。いや5編。いずれも再会後の2度目の別れにむしろ辛さを感じるも特に第三話の「わがままなあなた」では6年前のお嬢との最後の時を思い出し涙。あらためて思う。愛する人が、動物がそばにいてくれる。そんな奇跡のような“今”を大切にしようと。

  • Amazon unlimitedで読めたので何気なく手に取ってみたら一気読みしてしまいました!
    漫画「死役所」と似たようなものを感じます。

    特に第4話から、他の話と一気に繋がってきて「そこでつながる!」と感動しました。
    本の中で夏目漱石の吾輩は猫であるの一説「呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする」という引用があり、心に染みるものがありました。
    吾輩は猫であるも読み直したいと思いました。

  • この世と別れる時、最後に誰と会いたいか

  • 泣ける短編集なのに随所に繋がりがあったりで上手と思わせる。
    マックスコーヒーが飲みたくなる。

  • 人は亡くなった時、最後に一度だけ現世に戻って会いたい人に会う時間が与えられる。ただし会えるのはあなたの死をまだ知らない人だけ。

    落涙確実なので外で読んじゃいけない短編集。
    全ての話がいい話で私は泣けた。
    今回は図書館で借りて読んだが、購入して手元に置きたい作品。

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著者プロフィール

千葉県出身。2011年、函館イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終候補作に残る。15年、『海の見える花屋フルールの事件記 ~秋山瑠璃は恋をしない~』でデビュー。著作多数。2021年、『さよならの向う側』が話題になり、連続ドラマ化も決定。近著は『さよならの向う側‐i love you‐』。

「2023年 『風と共に咲きぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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