そして花嫁は恋を知る 緑の森を拓く姫 (そして花嫁は恋を知るシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年4月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086012904
作品紹介・あらすじ
姉をさしおいて結婚が決まったプラーナ帝国の皇女エリスセレナ。嫁ぎ先は古い価値観に縛られたヴァルス帝国。政略結婚は覚悟していたものの、なぜ姉ではなく自分なのか-。複雑な思いを抱きながら輿入れする道中で、エリスセレナは金髪の聖騎士イシュトファルと出会う。彼は、婚約者であるゲオルグ公の異母弟だった。そしてゲオルグ公にはすでに愛人がいて、しかも妊娠していると知り…。
感想・レビュー・書評
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シリーズ4
皇女エリスセレナと、信心深い聖騎士イシュトファルの
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エリスセレナは、政略結婚で嫁ぐ道中、結婚相手の公に愛人がおり、妊娠していることを知らされる。教えてくれたのは公の異母弟の聖騎士で……。
こうあらすじを書くとすごい感じなのですが、いいお話でした。エリスセレナがすてきで、イシュトファルがかっこいい!
ラストのラストまでもうこのふたりはダメなのではないか、嫁入り不成立!?とどきどきしていたのですが、最後でやられました。あのときのイシュトファルには、今思い出しても胸熱です。
このふたりの物語がもっと読みたかった!政務をこなすエリスセレナが良すぎます! -
今まででこのカップルが一番好きです。
純朴青年がツボ。(笑) -
今までで一番好きなカップル。姫と騎士という設定からツボです。
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シリーズ4作目
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嫁恋シリーズ4
緑の森を統べる姫の前編。本屋を3か所まわってゲット。見つからんかったらどうしようとか思ったけど、あってよかった…。 -
このシリーズの中で一番好きな巻です。
エリスセレナとイシュトファルのキャラがいいです。 -
4巻まで既読<1〜5>1・2巻と比べると微妙かなあ。それでも面白かった
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婚約者が急死!?
政略結婚をするために遠路はるばるやってきた主人公は
一体どうなるの?どうするの?と、ぐいぐい引き込まれていきます。
終始、陰謀に満ちていて、少々どろどろしてる、かも。
そんな中で二人の仲はどうなっていくが読みがいがあります。
主人公は「赤毛のアン」のごとく、
その髪を「ニンジン」と表現されて辟易しているようですが、
その「ニンジンのような色」は
他にこうしたたとえもあるんだ!とびっくりしたりもしました。
真顔でその気どころか自覚もなく(!)
口説き文句ととられかねないことを言うヒーロー。
いざという時は騎士として主人公を守るヒーロー。
かと思ったら、修道騎士として戒律を守るべく、
主人公との接近に慌てるヒーロー。
一人の中に何人も混在しているような
(いくつもの人格とでもいうのか)
ヒーローがとても良い。
女帝の息女というだけあって聡明な主人公も、カッコイイ。