未来のフットボール (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 26
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091222145

作品紹介・あらすじ

驚愕のSFサッカーストーリー!!

チームの遠征中に海難事故にあってしまった冬堂未来…気がつくと、そこは19世紀のイングランドだった。地元のサッカーチーム“ダーラム”の選手・エディに助けられ、世界初のプロ・リーグ入りを目指すダーラムに参加することになるが…タイムスリップしてしまった未来は、21世紀に戻れるのか!?実力派が贈るSFサッカーストーリー!!

【編集担当からのおすすめ情報】
超増刊、クラブサンデーで未発表の描き下ろしアフターストーリーを収録。感動が倍増しています!!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから想像できる通りの内容。<br /><br />「未来のフットボール」というタイトル通り、タイムスリップ×フットボールのお話。<br />面白いには面白い。<br />ある意味期待通りだが、期待と寸分違わなすぎて、悪い意味で驚きがなく、世界を感じられない。<br /><br />主人公、未来は、10代のサッカー選手。鳴り物入りでスペイン二部のチームに移籍するが、あっという間に二軍に落とされてしまう。結局東洋人差別か、と自暴自棄になりかけていたところで、遠征中に事故にあい、120年前のイングランドへタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、黎明期のフットボールと、ダーラムというチームだった。<br /><br />クライマックスの未来が「サッカーやってないのは、俺の方じゃねえか」<br />と気付くシーンはそれなりに感動的で、少年マンガならコレくらいが限界値だと思う。<br />ただ、テーマとしては、もっと膨らませられる可能性を感じただけに、一発ネタで終わってしまったのが惜しい。<br /><br />個人的にはこの題材なら、「ジパング」のように、チームごとタイムスリップさせて、「戦術クロニクル」を見せて行く方が面白いと思う。<br />だがそれを実現するには、相当なサッカーの知識と筆力が必要とされることは明白。<br />現実には難しいだろう。

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