- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140813287
作品紹介・あらすじ
5年間貢いだ彼女と別れるべき?居酒屋のランチはなぜ安い?ダメ社員の生きる道は?就職に有利な資格とは?クーポン券はなぜちっぽけなの?人気者ばかりなぜもてる?小さな会社に勤める新人君が、日常の仕事や生活で直面する小さな問題(ただし本人にとっては大問題)を取り上げて、その中にいろいろな経済の仕組みを見つける、を基本スタイルとして構成。
感想・レビュー・書評
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ミクロ経済をわかりやすく説明。
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NHK「出社が楽しい経済学」という番組スタッフが、実際に仕事を始めてから学ぶ経済学として、面白くて役にたつと思った内容だけを選んだという斬新な内容。
新しい判断(意思決定)をするときには、「サンクコスト(埋没費用)は忘れろ!
5年間付き合った彼女に費やした歳月とプレゼント、壊れたカメラ、面白くない映画など・・勇気ある撤退もときには必要ということだ。 -
お金
社会 -
サンクコスト
→覆水盆に帰らず
機会費用
→時は金なり
比較優位
→カネも能力も無いあなたへ
インセンティブ
→やるもやらぬもこれ次第
モラルハザード
→安きに流れるは人の性
逆選択
→悪貨は良貨を駆逐する
価格差別
→全てはお客様の懐次第
裁定
→確実に儲かる方法、教えます
囚人のジレンマ
→正直者は馬鹿を見る?
共有地の悲劇
→ただ乗りはご遠慮下さい
割引現在価値
→お金と時間の微妙な関係
ネットワークの外部性
→つながるって素晴らしい
章毎に1つのキーワードを解説しており分かり易い。
元本保証だから安心であると考えるのは早計だといった、
日常に即した考え方が表記されており良かった。
もっと経済的な観点から物事を見なければならない。 -
図書館
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同名のNHKの番組のテキストのような本。
吉本 佳生さんの「クルマは家電量販店で買え!」を先に読んでいたのでちらほらかぶるところもあったが、テキストを意識して構成されているのか読みやすい感じだった。
高校でも大学でも経済学は学んでいないし、名前をみるとちょっと引いてしまうという社会人にはちょうど良い入門書的存在になるのでは。 -
さくさく読める。
例が具体的なので分かりやすい。 -
サンクコストの呪縛から解放されて、前を向いて、歩いていこう。
比較優位は、誰にでもある。少し、気が楽になりました。 -
大変優しく書かれた解説本。これをもって「経済学」と謳ってしまうのは違和感があるが…。(遺伝子、という言葉の説明が書かれているので生物学の本だ、というようなもの)
余談だが、セクションごとにNHKの番組ディレクターのコラムが差し込まれている。これを読む限りでもTV業界の感覚のズレが垣間見え、苦笑い。 -
ミクロ経済をわかりやすく説明。