- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163227504
作品紹介・あらすじ
崩壊するハプスブルク帝国を舞台に展開される、人の心を読み、あやつる異能者たちの闘い。活劇、恋愛そしてSF-小説のあらゆる魅力を取り込んだ奇跡的傑作。
感想・レビュー・書評
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2004-04-00
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何年か前に読了。前作 天使の姉妹編、というかサイドストーリーと後日譚。短編連作なので軽い文体に感じた記憶がある。ジョルジュがメインの最終話が一番面白く、天使を読み終わった気になった。
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4/4 読了。
「天使」の世界に魅了された人間にとって最上の読者サービスにあたる連作短編集。オットーとカールはいいキャラだし、グレゴールとヴィリの愛憎関係はこれだけでも読ませるし、ジェルジュに復讐するために国家を裏切るヨヴァン萌えだし、何よりディートリヒシュタイン!お前!となる最終話「雲雀」で、超能力者たちの闘いは、爽快感溢れる喜劇的な終結を迎える。 -
ところどころ凄く楽しめるのだけれど、もうかなり忘れている「天使」もう一度を読まなければ、理解度は低いままになりそうなので、近いうちに「天使」を再読予定に入れておくということで。
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もっと読みたいんですけど。
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『天使』のキャラクター達のスピンオフ的短編集。時系列的には『天使』以前も以後もあり。
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図書館。
「雲雀」のオチに爆笑。
(10.01.22) -
いかんせん、『天使』を読んだのがだいぶまえなので、登場人物が同定できないんであった。うぎゃー。
えーと、ジェルジュの経歴ってどんなんだったっけ?(←頭をかきむしる。)
実は萌えで読むのが正しいんじゃ・・・、とちょっと思ってしまった作品だったのでした。
追記:後日文庫も購入。やっぱり面白かったです。『ミノタウロス』にくらべるとこの頃はまだだいぶ読みやすいなあ。 -
好:「猟犬」「花嫁」
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やはり人物に魅了されます。敵も味方も無邪気なのもうさんくさいのも暗躍してるのも。とりあえず青年時のスタイニッツ顧問官に夢中。そしてラストが爽快。『天使』の姉妹篇ですが、先に『天使』を読んでいた方がわかりやすいと思います。