ことばのブリキ罐

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 175
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (69ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309007519

感想・レビュー・書評

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  • 天体、色彩、鉱物、植物、玩具、乗り物…。長野まゆみワールドに煌めくことば達の中から、項目別に幾つかを集め、解説・イラストを添えて紹介する。『オーパス』連載を単行本化。
    (1992年)
    — 目次 —
    少年の食べるもの
    石のある風景
    窓辺の風景
    花ぬすびと
    水紅いろのはなし
    少年の名は
    理科教室の中
    三時のおやつ
    遊園地
    黄金の水辺
    鉱石倶楽部
    気象天文の図鑑
    トイランド
    卵から生れた少年

  • 初期のもの。
    長野まゆみ作品に出て来るモノや名前について。
    挿絵も多くてイラスト集が出ることはないだろうから、そういった意味でも貴重。

  • 満天星 灯台躑躅と白丁花の双方が満天星の異名を持つ。私は花びらが小さな星形をした白丁花のほうを指して満天星の名を使っている。
    2015/03/24

  • 内容(「MARC」データベースより)
    ことばの森を旅するための不思議の国のガイド・マップ。
    乗物、お菓子、おもちゃから星座、鉱物、草花まで、
    懐しくってエキゾティックな自家製ディクショナリー!

    *☆*――*☆*――*☆*

  • 長野まゆみさんの私製辞書といった趣。鉱石・花の名前・少年達の名前、どの説明文もこの作者らしく繊細です。<br>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309007511/ieiriblog-22" target="_blank">ことばのブリキ罐</a>

  • この手の本は大好きです。書き手の世界観がより明確に伝わってくるものですから余計ですね。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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