- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478006122
作品紹介・あらすじ
小さな行動から始め、慎重に周囲を巻き込みながら大きなうねりに変えていく-内側から徐々に、しかし確実に組織を変える新しい道。個々の価値観、アイデンティティを尊重しながら組織に貢献し、新たな習慣を根づかせる。多様性時代の新たなリーダーシップのあり方。
感想・レビュー・書評
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今あることを変えようとしたときに、何も大声を上げて大改革するだけが能じゃない。静かに、少しづつ変えていく「静かなる改革者」のアプローチについての本。彼ら彼女らの悩みもあわせて書いてあることで、現実的な側面もきちんとみえるようになっている。
ある一定の層で、ポジションや給料というよりは、周りの人や自分がこのオフィスでどうやって幸せを実現するのか、というところに心を砕きたい、と思っている数は多い、と思う。
そういう人、またはそういう意識がでたときに、参考になると思う。
イノベーション、チェンジ・エージェントのひとつの側面としてとても参考になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
従来的なヒーロー型のリーダシップでないタイプのリーダシップに関心がある。グリーンリーフの「サーバントリーダーシップ」、バダラッコの「静かなリーダーシップ」に続いて、「静かな変革者」を読んだ。
同著者の"tempered radicals”という本が有名らしくて、それを読みたかったのが、なくて、この”rocking the boat"の翻訳を読んだという次第。
が、結局、この本、"tempered radicals"が改題され、アップデートされたものらしい。と、いうわけで、"tempered radicals”を英語で読まなくて良くて、得した気分。
さて、内容は、不要な混乱をさけながら、しっかりと変革をしていくみたいな感じかな。例示としては、ダイバシティ的なものが多い。女性の差別とか、人種の差別というものは当然だけど、同性愛の差別といったものもかなり話題として多い、のはやっぱりアメリカだな〜、と感心した。
もちろん、ここで提案されていることは、普通に組織内で変革をやろうとするときに、ストレートに適用できるようなものである。
参考にはかなりなる。
が、やっぱり、もっと手っ取り早い方法はないんかな〜、と思ったりもするんですね。
なんてことを思う私は、「静かなリーダーシップ」系の人ではないのかな? -
たまには畑違いのようなものも読んでみようかと思い、手を伸ばしました。
結果、残念ながら文字通りの畑違い。
アメリカで正真正銘のマイノリティの皆さんがいかにして活路を見出したかのような内容でしたので、今の自分の現状にうまく投影することが出来ませんでした。(まったく投影することが出来ないわけではないですが)
申し訳ないですが、評価不能とさせてください。
付箋は3枚付きました。 -
改革をもたらすにはヒーローでなくても、地位や権限がなくてもいい。ささやかに控え目に、それでいて粘り強く信じることをし続けること。世界を変えているのはこんな目立たない名もない人たち。自分が非力で卑小な存在と落ち込んだ時に大いに救われ、勇気づけられた一冊です。
とばっち -
どのように組織改革するのが効率的かつ効果的かを勉強するために購入した一冊。
どの人にも共通することは、1回NGをだされても、信念があって継続して自分を曲げずに対応していることと理解した。
反対意見ありきでいつも考えておくとよいのかなとも思った一冊で、自分にとってよい気づきだった。 -
自分の生き方の選択肢を増やすことが出来ると教えてくれた本。
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21/10/14 GLB、宗教、人種、多様性を認めていくのはなかなか大変。一歩一歩でなんとかご容赦
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大したことは書いていない。
大した事でない行動を「静かなる改革」と呼んで特別視している。