イグ・ノーベル賞 大真面目で奇妙キテレツな研究に拍手!
- 阪急コミュニケーションズ (2004年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484041094
作品紹介・あらすじ
誰も真似できない真似すべきでない研究の数々。
感想・レビュー・書評
-
*推薦者 (教学) E.I
*推薦文 大真面目で奇妙な発明に贈られるイグ・ノーベル賞。「どうしてこんなことを調べた!?」と突っ込みたくなる面白研究の数々がこの本には載っています。私のお薦めは,「ガラガラヘビにかまれた場合に電気ショック療法は有効ではないことの実証」という研究。知的好奇心を刺激されながらも,ばかばかしくて笑える素敵な本です。
*所蔵情報 http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00196244&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/33893
イグ・ノーベル章とは?
ignoble「恥ずべき、不名誉な、不誠実な」
人々を笑わせ考えさせた人物に与えられる賞。ノーベル賞パロディーである。
誰も真似できない真似すべきでない研究の数々。 -
イグ・ノーベル賞 大真面目で奇妙キテレツな研究に拍手!。マーク・エイブラハムズ先生の著書。ユニークで楽しい奇抜な研究に対して贈られることで有名なイグ・ノーベル賞。くだらないとか時間の無駄だとか非常識だとか高飛車に批判するのは簡単だけれど、素晴らしい研究や常識を打ち破る新発見というのは一見非常識で奇妙キテレツな研究から生まれるのだから、そういった研究を称賛する社会であって欲しい。イグ・ノーベル賞がいつかは本当のノーベル賞につながることだってあると思います。
-
笑わせて、考えさせる研究に贈られるイグノーベル賞。
日本が受賞大国とは知りませんでした。
凄いな〜 -
世界のトンデモ研究集。
そして、考えさせられる。 -
イグ・ノーベル賞とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞のことです。犬語翻訳機バウリンガルや落下するバタートーストの力学的分析、なんとスパムメールの父まで! 全74種の研究(?)が紹介されています。
(材料工学専攻 M1) -
[ 内容 ]
誰も真似できない真似すべきでない研究の数々。
[ 目次 ]
医学賞―医学の飛躍的な進歩に関わる業績
心理学賞
経済学賞
平和賞
平和賞―噴出と爆発に関連した業績
愛と結婚に関わる受賞
生殖技術に関連する受賞
生殖に必要な一物に関わる受賞
基礎科学に関連する受賞
落下と浮上に関わる受賞〔ほか〕
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
今年はバナナの皮の滑りやすさについて北里大の教授が受賞したイグ・ノーベル賞。自分は「バウリンガル」で知ってから毎年なにげに気にしてはいたけど、イグ・ノーベル賞について、公式選考基準や何かは詳しく知らなかった。著者はイグ・ノーベル賞創設者で『ユーモア科学研究ジャーナル』の編集者。パロディ的な賞や皮肉っぽいのも多いけど、おもしろおかしいだけではなく真剣に「科学を嘲笑しているのではなく、科学が持つ楽しさを笑うもの」だとして行っているのがしっかりわかってもっと好きになった。授賞式が楽しいながらも厳格で品位あるイベントであるよう考えられているミス・スイーティ・プーやVチップ・モニターなどの存在も初めて知った。「世間を笑わせ、そして考えさせた研究」「真似することができない・すべきではない業績」を称えるイグ・ノーベル賞…素敵!とっても愉快なふむふむ&休憩本だった!