温泉手帳

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487804733

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  • 以前、伊豆多賀の民宿に投宿したことがあったが、その宿の湯がひどく塩辛く、湯上り後も肌がベタついたような感じがして、入浴後の爽快感をあまり感じなかったことがあったが、泉質が食塩泉であったと知った。ひとくちに温泉と言っても、その泉質はさまざまなのである。

  • 昔、高価な薬に手が届かなかった庶民が、
    どうやって身体や体調を治したか。
    それは「湯治」という温泉治療によって。
    今は絶滅してしまった風習だけど、
    また復活すればいいなあと願う。

    玉川温泉は病院に近いイメージがある。
    観光で何回か行ったことがあるが、
    重度の皮膚病患者や、
    奇跡を信じて末期ガンを治そうと努力する人たちが
    たくさんいて驚いたことを思い出した。

    p.8の重炭酸土 類泉・重曹泉と、
    p.9の硫酸塩泉の説明文が、
    逆になっているので気を付けて。

  • 温泉に関する薀蓄が豊富。写真も多く、旅行の参考にしている。

  • 温泉教授の本。温泉ガイドブック。

  • かなり硬派な温泉にまつわる歴史。全国各地の温泉ガイド。

    温泉いきたい!

  • 温泉の種類
    単純温泉 
    食塩泉
    重炭酸土類泉、重曹泉
    硫酸塩泉
    硫黄泉
    酸性泉、酸性硫黄泉
    ラジウム・ラドン泉

    外湯のオススメ
    鳴子温泉滝の湯
    飯坂温泉鯖湖湯
    那須湯本温泉鹿の湯
    草津温泉千代の湯
    野沢温泉大湯
    湯の峰温泉つぼ湯
    有福温泉御前湯
    長門湯本温泉恩湯
    別府温泉竹瓦温泉
    満願寺温泉川湯

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著者プロフィール

文学博士・医学博士。札幌国際大学観光学部教授(温泉学、観光学)、モンゴル国立医科大学伝統医学部教授(温泉健康医学)。旅行作家、崇城大学客員教授(温泉学)。
1949年北海道洞爺湖町洞爺湖温泉生まれ。東京外国語大学大学院(修士課程)、モンゴル国立医科大学大学院(博士課程)で、第三世界の文学、モンゴル学、温泉医学等を学ぶ。日本で初めて温泉を学問としてとらえ「温泉学」という分野を切り開いた温泉教授の異名で知られる温泉学の第一人者で、温泉文化論、温泉観光学から温泉医学まで活動範囲は多岐にわたる。現在、国際的な温泉学者として活動する一方、国内では精力的に全国各地の温泉地再生の指導を行っている。
「温泉は生きている」という概念のもと、「源泉かけ流し」という言葉を造り啓蒙・普及、及び理論の構築に努め、全国各地の「源泉かけ流し宣言」を主唱。現在まで入湯した温泉は4600湯を超える。
著書に「温泉教授の温泉ゼミナール」「これは、温泉ではない」「温泉教授の日本百名湯」(以上、光文社新書)、「江戸の温泉学」「温泉旅館格付けガイド」(以上、新潮社)、「温泉教授・松田忠徳の古湯を歩く」「温泉維新」(以上、日本経済新聞出版社)、「温泉力」(ちくま文庫)、「美人力を上げる温泉術」(講談社+α文庫)、「新・日本百名湯」(日経ビジネス文庫)、「松田教授の温泉道」(中西出版)、「一度は泊まってみたい癒しの温泉宿」「温泉に入ると病気にならない」以上、PHP新書)など、130冊以上あり、温泉関係の著書はアジア諸国で翻訳出版されている。
他に、DVD「温泉教授・松田忠徳の日本百名湯」全10巻(日本経済新聞出版社)、ニンテンドーDSソフト「全国どこでも温泉手帳」(マーベラスエンターテイメント)もある。

「2011年 『北海道の観光を変える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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