- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532110116
作品紹介・あらすじ
マーケティング・リサーチを的確に進めていくために必要となるマーケティングの基本の考え方、市場の将来を読み解くフレームワークから説き起こし、調査手法・リサーチの手順まで、丁寧に解説している。「商品開発」「広告効果の測定」「リテンション・マーケティング」での活用事例を通して、課題解決のためにマーケティング・リサーチをどのように活かしているか紹介する。
感想・レビュー・書評
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ちょっと古新聞になってしまったか…
あと、もうちょっとデータ分析的なところに注力した本と思っていたので少しアテが外れた。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーケティングリサーチの基本とは?
→リサーチにおける分析視点として、
1.因果関係
2.確率
3.相互関係
リサーチのプロセスは、
1.自分の意思確認
2.条件整理
3.条件の組み合わせと予想
4.結果の選択
5.結果の評価
政策決定の課題解決は、
1.市場の情報ニーズの評価
2.市場測定
3.データ蓄積、加工、表示
4.市場情報を表現、分析
5.リサーチと有効性評価
市場は三つの観点から変化している
1.経済のサービス化
2.生活価値観の変化
3.高度情報化 -
一番ためになったのは、サンプリング誤差の箇所。
母数全体にリサーチをかけることなど不可能なので、サンプリングして母数のデータを予測するが、その信頼度や区間推定の意味、方法などいままで分からなかったことが理解できた。
「ファミレスの最大のライバルは、他のチェーン店ではなくコンビニ弁当」など生活者のニーズの話もあり、マーケティングリサーチのことが「なんとなく」分かる、そんな本です。 -
またいつか再読しよう。
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もともとはR&D創業者であった牛窪氏が1991年に書いた本であり、それを前社長の大田黒氏が1997年に、そして現社長近藤氏が2004年に改訂したものである。R&Dの理念が書かれた本と言ってよく、リサーチ技術についてはそれほど多くのことは書かれていない。近藤氏は2004年11月下旬にインテージリサーチにてマーケティングリサーチの講義をしてくれたが、その内容がこの本のエッセンスであったと感じた。定量調査があくまで基本であるが、それがベターチョイスかどうかを決めるのは主観である。この本にはその主観のフレームが多く述べられている。
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マーケッティング・リサーチの基本的な目的、標準的な手法と注意点、簡単なケースまで、一望できる。簡単に読めて、かつ「一通りわかった」感覚を手にできる。お買い得。ブックオフで100円で買ったので、実にお値打ちであった。
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【リサーチャーは、自分がどのような視点に立っているのか、どのような考え方の枠組みを持って市場を見ようとしているのかを、常に明確にしておかなければならない】
―三つのフレームワーク
?サービスの経済化
商品の品質・機能面で差別化を行うのは、成熟期にある現在の市場では難しい
→差別化を行うため、商品に”サービス”という付加価値を付けている商品が大半である
→商品をモノとサービスの複合体として一元的に捉える必要がある
『消費者のサービスニーズは、消費者自身が語ることは少ない。リサーチャーの洞察力がモノを言う』
?生活価値観
価値観とは「何が望ましいかを判断する基準」のこと。年齢・ライフスタイル・経済状態によって変化する
→現在の消費者は“物質的な豊かさ”より”心の豊かさ”を重視するようになった
→心の豊かさとは、自分自身を中心とする人、モノ、時間、空間の編成によって感じられる豊かさ
→モノは豊かさを構成する要素の一つにすぎない。心の豊かさの構造を解明する努力が必要
?高度情報化
消費者は企業側の情報を信じようとはしなくなった
→消費者とのコミュニケーション関係をいかにして築くか、消費者から信頼されるコミュニケーションをいかに展開していくか
【質について】
質とは『ある時点において多くの要因が作り出している一定の状態』のこと
人、モノ、時間、空間といった諸要因の中で総合的に管理しながら、消費者にとって望ましい状態に仕上げていく
―特徴
1.直接見ることができない。したがって、質を表現する知恵が必要
2.質を構成する要素は、時間の経過によって変化する
3.質を確認し、コントロールするためには、質を類型化する必要がある
類型化とは
―構成する要因を探り出し、要因間の関係を一括してとらえ、尺度として類型化すること
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面白いか面白くないかっつーたら、
面白くないですよ!笑
基本的なことをさらーっと網羅してくれてるので、
眠くなりやすいトピックですが、まあ読みやすいかな。
若干、古い内容なのでそこはあしからず。 -
あんま覚えてないけど、アンケートのやり方的な本だったと思う。