- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534044495
作品紹介・あらすじ
数字には表れない「企業価値の源泉」をどのようにして見抜くのか?個人投資家・金融機関関係者のみならず、一般のビジネスパーソンに役立つ「デューデリジェンスの思考法」を詳細に解説する。
感想・レビュー・書評
-
企業のビジネスモデルをPL,BSでみると、どの様に映るのか。KPIを明確にする具体的なケーススタディが、考えるヒントとして有益だった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デューデリのことを勉強したくて本を探してたんだけど、どれも小難しくて眠そうで、そんな中、具体的な企業を取り上げてケーススタディ的に企業分析の実践例を紹介している同書を見つけた。
どれも名前やサービスとして何をやってるかはよく知っている企業だったので、肌感覚でわかりやすく、各章の構成もシンプルだったので、入門書としては非常に良かった。
よく見たら2008年10月初版で、ミクシィの例などは少しデータが古かったけど、それも気にならないくらいの良書でした。 -
財務会計や簿記論の基礎を勉強中の学生や社会人で、P/LとB/Sの関係をなかなか腹におとせない、基礎は学んだが実際に調査してまとめようとするとどこからどう手をつけていいのかわからない、という方に強くおすすめする本。またチャートがとても理解しやすく、実際のプレゼンに活用できそうな技術が多いため、。
おすすめの併読書は、
「企業参謀/大前研一著」※特に第3章
「マッキンゼー流 図解の技術/ジーン・ゼラズニー著」 -
会計、ビジネス、業界分析がバランスよくなされている。
-
2011/10/19
みんなのレビューの濃さにビックリ!
それぐらい内容のしっかりしたものなんやというのがわかる。
もう一回読む必要ありですな。。 -
会計を少し勉強した後に読むと面白い読み物なんだと思われる。
図解の仕方も個人的には参考になった。 -
企業分析の切り口の豊かさが大変勉強になった。
-
企業価値算定の基本書
業種によってどのような方法で企業価値を算定するのかを9つの観点から計算する方法を解説。
不動産、インフラ、ベンチャー、ゲーム会社、銀行、飲食など業種が異なれば企業の価値をはかる際に見るべき観点は異なることを具体的な企業を分析しながら説明されているので分かりやすいです。
資産を中心に見るのか、キャッシュフローを見るのか、資産の調達方法から見る事業状況の把握など
詳細な計算は示されていないので概念を理解するにはよい。
知識のある人には物足りないかもしれないが、基本は何度でもおさらいしてもしずぎるということはないだろう。
メモ
事業を継続的に成長させるために経営者が念頭に入れておくべき財務に関する基本はROICを最大にし、WACCを最小にすること。 -
様々な企業のビジネスモデルを紐解いています。
どうやって儲けているのだろう、今後どうやって儲けていくのだろうかという多方向から分析をすることでその企業の価値を見出す作業を実例を踏まえて解説しています(デューデリジェンス)。M&Aで企業を分析する手法です。
具体例付きでわかりやすく解説している書籍というのはお目に掛かったことがありません。とっかかりとして参考になると思います。著者である山口揚平さんは分からない人や初見の人に易しく解説する特徴があります。それだけでも一見の価値はあると思いますよ。
デューデリジェンスの作業を通して、株式投資にも生かせるかもしれませんよ。 -
あんま好きじゃなくて、逃げていたのだが、そうも言えない状況になってきたので・・・。
相当易しく書かれているので、入門書としては良いと思う。
ケース中心なので、イメージもしやすく分かりやすい。