３ＤＣＧシリーズ(53)インド洋海戦 (双葉社スーパームック)

感想・レビュー・書評

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  戦史検定さんの感想

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  2011年6月25日

  日本機動部隊絶頂期のインド洋作戦を描いたＤＶＤ。２５分ほどのアニメーションです。
  当時の日本の主力空母「赤城・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴」の細部まで描かれています。（「加賀」は座礁事故を起こし、この作戦には参加せず）
  
  艦橋部分や格納庫の様子等がよく分かります。
  この作戦には、金剛型戦艦「金剛・榛名・霧島・比叡」４隻全てがそろい踏みしており、それらを護衛する利根型重巡や軽巡「阿武隈」、陽炎型駆逐艦とあわせて艦隊航行の様子は壮観です。
  また、艦上機の発着艦の様子も興味深く見れます。
  零戦は軽々と発艦できても、爆弾や魚雷を積載する九九艦爆や九七艦攻は、発艦直後かなり海面近くまで降下してしまう様子が描かれています。
  日本軍はこの作戦で、小型空母「ハーミズ」、重巡「ドーセットシャー」、「コンウオール」、駆逐艦「バンパイア」その他商船多数を撃沈。
  この時、艦爆隊の敵艦隊への攻撃における命中率は８０％を超え、神業の域に達していたといわれます。

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