- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652086292
感想・レビュー・書評
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いい話だった。
主人公のクールさもかっこよかったし、謎の真相も案外シンプルだった。
それに、自分にも似たところがあるので、共感しながら読めて楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公は中学生の女の子那須舞、あだ名はマイナス。ある日クラスメートと訪れた未来へ行けるという洞窟で、少年を助ける。彼は未来へ行ってきたと言い、ある予言をする。
ドルフィンジョークのくだりが面白かった。
2010/1/29 -
★3.5
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ミステリの形式で主人公の成長を描いた青春小説。
主人公だけでなく周りの登場人物の描写でも、若者の悩みを上手く描いている印象。
良作。表紙も可愛い。 -
YA向けミステリー。那須舞、英語で呼ぶとまいなす。まいなすと呼ばれることが気に入らない中学生が主人公。伯父さんと舞の関係がいいなと思った。お互い、嫌なことは嫌と言える勇気が必要だと思った。YAにぴったりの作品。どうでもいいけど舞と茅香の足のサイズ小さすぎない?中学生は大人と一緒くらいのサイズだよ!2012/367
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主人公“舞”がひょんなことから巻き込まれる出来事を通じ、
友人・知人・家族・親族との係わり合いの中で成長していく青春ミステリー。
果たしてタイムトンネルは存在するのか?
未来を予言する少年が発見されて、そこから一気にクライシス!!
…と思いきやそうではなかった。ちょっと残念。
個人的にはそのままの展開でもよかったのにな。
エレファントジョークはいいね。
ブリティッシュジョークもいいけどアメリカンもなかなか(笑)。 -
読みやすくてよかったです。エレファントジョーク、おもしろかったです♪
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「過去を変えるためには、今の自分が変わればいい。」
どのキャラもどこか欠点みたいなのがあって、もちろんそういうのって当然なのだけど、
なんとなく寄り添うのが難しいお話だった。
というのも、その欠点というのが自分に思い当たるところがあったりするからかな。
舞の断れなさに、母親の無関心ぶりに、クラスメイトたちの勝手さに、呆れた前半…
なんとか、舞のおじさんという存在で和らぐものの辛かったなぁ。
今の中学生ってあんなものなのかしら…
私もそうだったのかな…
なんて思いつつも、謎には魅了され先が気になる展開でした。
最終的には気付いたら舞を応援していたし。
【読了・初読・市立図書館】 -
太田忠司先生の作品です♪
本格推理小説で実力を発揮している
太田先生が普通の女子高校生を主人公
に、少しほろ苦い現実的な事件です
しかし、伏線の貼り方、こだわりと
解決のきっかけ・・・達人です