- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761273330
感想・レビュー・書評
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新聞の経済欄で日々出てくる金利ついて、正直訳分からんと思いながら読んでいたので、理解を深めたく読んだ一冊。
分かりやすいと言うタイトルだが、そもそも金利が難しいので砕いて書かれているものの、なかなかハードルは高いなと思った。とりあえず用語多すぎて整理が追い付かずにとりあえず読んでいた印象。2周して少し整理が出来た気がする。
あと、しっかり金利を理解するには債券、株、為替と言った知識がある程度必要だと感じた。
例えば・・・日本の景気が上がれば、株価が上がる、日本の株を買うためにドル売り円買いが発生し円高になる、債券から株にシフトするため債券売りが発生し債券価格下落と金利上昇が起こる。
みたいなことを理解するには、色んな金融商品知らないといけないなと思った。金融難しいけど、分かると面白いなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金利のことが、ざっくりわかります。
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金利に関する知識を一冊で広く浅く学ぶことができる。
金融市場について学び始めたい人向けの入門書の位置付けの本だと思う。
ざっくりとした全体観としては、そもそも金利とは何かという定義から始まり、金利が動くメカニズムや金融政策の基礎知識、日本の金融政策の変遷などが解説されていく。
読んでいてもう一歩踏み込んで知りたいと思う部分も多いが、そういった関心を持って次の学習に繋げる意味では入門書として良書だと思う。 -
金利と経済についての基礎を
ほぼ網羅していると思います。
数字や歴史についても
細かく丁寧に書かれています。
その分、大雑把に把握したいという人や、
ある程度知識がある人は、
冗長に感じるかもしれません。 -
ざっと金利のことを学びたい人用。学びはあったが、夢中になる類の本ではなかった。
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かなり詳しい。表面をさらっと一通り読むと、慣れない用語の羅列で面食らってしまうが、序盤から最後までかなり細部に食い込んでいる。ただしかなり駆け足である。
まったく、この分野を知らない人がこの1冊を読み始めて理解するのは大変だと思う。この本は段階を踏んで身近なところから説明を始めているのだが、前述のように説明が駆け足なので、それを前提として次、それを前提として次、とペースがとんでもなく早い。その分、網羅性はある。
他にも数冊、金利・債券の本に目を通したことはあるが、これはわかりやすい部類だと思う。まとまっている感がある。 -
金利の基本的な知識を身につけることが出来たが、より実践的な話も含まれていたので他の本でもう少し金利について学んだ後に読み返してみたい。
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個人的にはかなり勉強になった本です。
利息、金利、利率、利回りetc...
難解な経済用語自体の特性もありますが、なんとなく理解しているつもりの言葉に対して、意味の違い、計算方法の伝える導入部から、金利自体のプロセスが客観的なデータによって分析・解説されていてためになります。
投資関連をしていると当たり前に出てくる部分も多いので、人によっては難しい、簡単と経験によって感じ方が分かれる本でしょう。
後半からは、各国の金利に関する部分と紐付く用語、分析が網羅されていますが、暗記だけで行こうとすると何を書いているか分からない人も出てくるはずです。
しっかり、インフレになれば金利はどうなるのか?
なぜ、そうなるのか?その時、○○の利回りや価格はどうなるか?というプロセスを毎回考えないと書いてある内容は暖簾に腕押しになるかもしれません。
知識をつけると同時に、地域単位、会社単位、国単位、経済全体での動きを意識しないと理解が追いつかないので、熟読をお勧めします。理解できると、他のビジネス本や投資本の読み込みレベルがグッと上がるとおすすめできます。 -
金利を広く浅くの入門書
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金融市場の動きや、その背景にある理由を理解したく、手に取った本。
個人的には少しわかりにくかった。
もっと、一般的な事例をたくさん入れ込んでの説明が欲しかった。