帝銀事件の全貌と平沢貞通

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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768467794

作品紹介・あらすじ

1948(昭和23)年1月26日午後3時3分、事件は起きた。東京・豊島区の帝国銀行(当時)椎名町支店に閉店直後50代の男が訪れ、「集団赤痢の消毒薬」と称し、16人の行員に青酸化合物の液体を飲ませた。12人が死亡、4人が重篤に陥った。現金と小切手を盗んで悠々と立ち去った犯人。犯人として逮捕された人は死刑判決確定後32年間も無実を叫び、生きながらえ、刑は執行されず95歳で獄死した。何故、執行できなかったのか…。それは真犯人が別にいたからだ…。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強になった。非常にラディカルな表現もたまに出てくるが、おおむね条文や判例に対して誠実だという印象。弁護団長を努めた人間であるから、当然といえば当然であるが、ここに書いてあることだけで判断すると、帝銀事件は相当怖い事件だと思う。

    科学的見地から平沢犯人説を唱える本があるらしいので、それも読んでみたい。

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著者プロフィール

1962 年東京生まれ。学習院大学卒。日本輸入ワイン協会事務局長。アカデミー・
デュ・ヴァン東京校講師。コマンドリー・ド・ボルドー(ボルドーワイン騎士団)東京支
部評議員。シュヴァリエ・デュ・タートヴァン(ブルゴーニュワイン騎士団)騎士。共著
に『日本ワイナリーガイド』(新潮社)、監修書に『必携ワイン基礎用語集』(柴田書店)
ほか。

「2017年 『チリワイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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