めぐる森の物語

  • ビーエル出版
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本棚登録 : 92
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776408741

感想・レビュー・書評

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  • ウサギのあとを追いかけていくと…
    そこは荒れ地で、穴を掘っては次々とどんくりを埋めていく。
    次は、鳥たちが木の実を
    今度は、リスが
    そして、クマが
    最後には小さな虫たちが

    季節はめぐり、たくさんの木が生えて草花が顔を出している。

    みんなのいのちが つながって森は大きくなり
    いのちは めぐっていく。

    まさしくタイトルどうりの物語で、自然の凄さがよくわかり、優しい絵に秋を感じる。

  • 表紙に袋をくわえたうさぎ。見返しに描き込まれたいろいろなどんぐりの絵。もう物語は始まっていました。荒野の絵にも、草の種類が見分けられます。動物たちや鳥たち、虫たちも。ありえないほど美しい図鑑のようです。そして、主人公が夢に見た森の世界の見事さ、不思議さ、ほんのり効いたユーモア! 最後に彼も「木を植えた男」になったのですね。

  • 自然がテーマのストーリーがしっかりした絵本です。
    秋の情景。
    絵は緻密で繊細。お話はたんたんと静かに進んで行きます。
    1ページの文章の量が多めなので、絵本というより挿絵が多めの童話という感じもします。
    絵だけのページもあります。

    絵が美しいだけでなく文章、言葉選びも美しいんですよね。
    だから高学年向きかな?でも美しい言葉に触れて欲しいという点で中学年からでもいいかな?

    7分くらい。

  • 一生大切にしていきたいと思う、感性の絵本でした。
    タイトルの通り、森もいのちもめぐっているんですよね。

    絵のレイアウト(こういうの、初めて見ました!)や繊細でリアルなタッチが素晴らしかったです。

    ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、
    10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊”より。

  • いまいあやのさんの絵本、お久しぶりな気がします。
    やはり、とても丁寧な絵で。樹の命、森が生まれる、育つ長い長い時間を想える絵本でした。

    ふむ。やはり来世は樹になりたいなぁ。

  • すてきなすてきな想像力。
    いまいあやのさん、絵の雰囲気はそのままに、いろんな物語にチャレンジしてる。

  • こういう話が好きなので★4つ。
    ちょっと出来過ぎ。
    でも、そんなふうに生きてるすべての者たちが森を作っていったらいいよなあ。

  • 滋賀の森を題材に。
    繊細な絵が素敵

  • 男の子が木を見上げてるところを見て あ この絵、ベルナルさんの人だ って気づいた

    小さなタネたちが未来、大きな大きな森になる

  • 季節はめぐる。命はめぐる。

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