オープンソース徹底活用Slim3onGoogleAppEngineforJava
- 秀和システム (2010年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798026992
感想・レビュー・書評
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まだ読んでいる最中だけど、内容は「まずGAEに触れてみたい!」というエントリーユーザ向けではなく、既にある程度触ったことのあるユーザ向けでデータベースの仕組みや Slim3での扱いなど一歩進んだ説明になっている。
そのため Hello World を表示するまでの手順などは一切なし。コントローラやJSPの話も無いので Javaを使った Webアプリケーションをやったことの無い人にはなかなか感覚が掴めず厳しい内容となっている。(Slim3で開発できる環境の作り方はきっちり書いてあるので安心)
本書を読む前に Web等でサンプルソースを動かしたりして Slim3でのWebアプリケーション開発のさわりだけでも体験しておくべき。
自分は読みながら本書に従ってデータベース絡みのテストコードなどを書いてみたが、結局全体的な部分の理解が不足していると感じたのでWebで調べていろいろ動かしてみている。
その中で、データベース周りで困ったり悩んだりしたときに本書が役に立つのかもという感触。
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Slim3とタイトルについているけど大半はDataStoreの解説なのでSlim3使っていなくても非常に参考になります。
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オープンソース徹底活用
Slim3on Google AppEnginefor Java -
GAE/Javaでの開発にはおすすめ。
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Slim3の作者であるひがやすをさんが監修されている本です。
Datastoreを中心に書かれています。
Slim3を使ってはいますが、
Datastoreの説明はかなり詳しく、
Datastore用としてかなりオススメです -
GAE上で開発しようとして一番不安だったのは、DBが馴染みのないキーバリュー型なこと。この本はその点に集中して深く掘り下げてくれる。タイトルからは分からないけど。
GAEはデータストア以外はこれまでのサーバサイドJavaの経験が活かせそうなので、道筋が見えてきたかなーと感じた。 -
Google App Engineのフレームワーク「slim3」のデータストア部分については詳細に書かれていますが、Google App Engineに関する説明などはカットされているので、注意が必要です。
Javaが多少できる方であれば、slim3の日本語非公式サイトを見ながらGoogle App Engineのアプリを作って、情報が足りない部分はこの本を見ると良いと思います。 -
Slim3の本と思いつつ、BigtableとDataStoreとLowLevelAPIの内容が半分以上を占める奇妙な一冊。Slim3を使いこなすためには、いかにその3つを理解するかが重要である、という意図が伝わってくる。この本を読めば、Google App Engineはもう怖くないかも!?
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Slim3というフレームワークの本でありながら半分くらいはappengineのDatastoreについて説明されていて、この手の技術書にしては珍しい類の本です。(実際appengineを使う上ではDatastoreが一番の肝のわけですが)
appengineを使っている人はPythonの人もJavaの他のフレームワーク使いの人もこの本を一度は読んでおいた方がいいです。
ひがやすを、小川信一というappengine界の国内2大巨頭(は言い過ぎか?w)が執筆された本なのでそれだけでも読む価値はあると思います。