- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840233712
感想・レビュー・書評
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ラノベでかなりの人気作品だと紹介されていたので、コミック版を読んでみました。
17歳の裕一少年が、重病人病棟にいる同い年の里香と出会うところから、話は始まります。
どっちも入院しているんですね。
裕一の病名は急性肝炎。2ヶ月安静に寝ていれば治るものだそうで、裕一は夜な夜な病院を抜け出して、町を散策します。
ただこの町並みが、ゴーストタウンのようにひなびた感じ。
彼の目に映る印象なのかと思いきや、舞台が伊勢の方なんですね。
ひなびた商店街は、実在するようです。
本が好きな里香と、芥川の「蜜柑」を介して知り合う二人。
長期入院をしている彼女は、どうしてもわがままな性格になっていますが、それを理解して、甘んじてなんでも言うことを聞いてやる裕一。
とても大人に思えます。
彼と知り合って、里香の「覚悟」の意味が変わったことが、作品の一番のポイントです。
自分の運命に従い、死ぬ覚悟を固めていた彼女でしたが、裕一によって、寿命に逆らって生きようとする覚悟をします。
人との交流によって、人の心は大きく変わるものですね。
この後も、かなり巻が重なり、長い話になっているようですが、この1巻だけでも十分完結ものとして読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ、映画化されてるんですよ。
http://www.hantsuki-movie.com/
舞台が三重県伊勢市なので
とても興味がわきまして。
これからまだ続くんですが
楽しみです。
作品自体は4年位前のものらしいですが
コアなファンが多いらしくw
作品内で出てくる砲台山は
パワースポットとして観光客が絶えないそうです。
三重県住みの私はまったく知りませんでしたがw -
20091221
1日 -
友人に貸したまま帰ってこない本。
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とりあえず本編は全部完読しました。
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この本を読んでいると、とても切なくなる。
でもそれといっしょに勇気がもらえました。