図書館のための簡単な本の修理

  • 少年写真新聞社
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本棚登録 : 211
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879816733

作品紹介・あらすじ

児童書を扱う図書館では「ページがはずれた、背表紙が壊れた」といった壊れた本の修理が大きな課題です。この本では、傷むことの多い児童書の本の修理に焦点を当てて、本の修理の現場で培われてきた、身近な道具で手早くできる簡単な本の修理法を、写真とイラストでやさしく紹介します!

感想・レビュー・書評

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  • 判型が大きいので「とらの巻」がより詳細になった感じ。
    「修理用テープ」がどうしてもシワが寄ってしまう。深呼吸して丁寧に作業しよう。

    カビが生えたら廃棄してた。修理の方法があるんですね。

    本の扱い方、廃棄基準、ブッカーのかけ方も。

  • 写真が沢山で、とても分かりやすい。
    また、スーパーにあるようなプラスチックスプーン等の身近な道具を使ったり、クータ用のクラフト紙について「封筒でも可」と書いてあったりと実用的。

  • 実用書。身近にある道具と素材で修理できる方法がたくさん紹介されています。ちいさい子どもがいるご家庭や、図書館ボランティアの人にもおすすめしたいです。

  •  修理の手順が細かく写真で説明されていて、とても分かりやすいです。
     早めの修理が大切ですね。
     「クータ」!やってみよう。

  • 簡単なとタイトルにあるように、最低限の図書館必須修理用品で簡単に修理が出来るようになるための一冊。図書館では修理は日常的に行うので、これは入門といった感じですが、大抵の本はこの一冊に書かれている修理法で充分と思います。

    糊だけで出来る作業は一般の方でも出来ると思います。一般の方は手に取らないであろう本ですが、手にとってもらえたなら「図書館ってこんなこともしてるんだな」と一層本を大切に扱ってもらえるきっかけになってくれたら良いなと思います。

  • 図書館員に向けて書かれた、図書の修理の指南書です。
    公共、学校図書館で重宝する簡単な手法に限定しています。
    わかりやすい文章に加え、豊富な写真が理解を助けます。

  • 本の修理本はいろいろ(それほど多くはないが)見たけどこの本が一番しっくりくた。公共図書館のレファレンスで、学校の本の修理の参考になる本はないか?とお聞きして勧めてもらった。

  • 978-4-87981-673-3
    C3000¥2200E

    図書館のための簡単な本の修理

    2019年6月25日 初版第1刷発行
    発行所:株式会社少年写真新聞社

    原案・監修:高岡容子(たかおか ひろこ)

    「はじめに」を読むとこの本の趣旨がわかります。
    高岡氏は子どもに必要な児童書・絵本などができるだけ滞ることなく、必要な手に渡るようにするために 「本の修理」の必要と方法を こんな方法もあるよと伝えたい、現場の負担を減らしたいという願いをもって書かれた本です。

    修理ができなくても、本を大切に扱ってくださいと言われなくても、この本を見れば、借りた本は大切に次の手に渡さなくてはと感じます。


    児童書、自分が読んだ本、家族が読んだ本。
    本は、情報や楽しみの物から、思い出のものなったものも多いです。
    今手元にあるものが、時々開いて見れるように、と思って読みました。

    専門的なことはもとより、関係のある仕事場に居たら当たり前のことかもしれませんが、全く知らないことが多くて、知る楽しみもありました。

    出会えてよかったなと感じる本です。

    本の廃棄についても書かれてあり、興味深かったです。

  • 自分でもできそうかな!!?…ってのはさておき、
    本の構造とかが勉強になる…
    あとちょいちょい出てくる語彙力表現に、(高岡さん、本当に本が好きな人なんだな…)ってのが伝わってきて面白い

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