- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784938165208
感想・レビュー・書評
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130ページほどの短い文章なのだが、実は最後まで読めなかった。
千夜千冊に入っていたので、まずは読み始めた。
のっけから、気になる言葉も出てきて、出だしはワクワクしていた。
でも、すぐに、
これはなんかちがう。
という感情に苛まれた。
半分ほど読んだあたりで、どうにも我慢がならなくなり、読むのをやめてしまった。
理由はただひとつだけ。
そう、リズムだ。
また機会があれば、手にとって見よう。
という感じで、アニー・ディラードふうに書いてみた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私たちはいまでも、そしてこれからも常に目覚めていなければならない。
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8/19 読了。
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特に目的もなく、こうして図書館の書棚を眺めながら
歩いていると
(本って実は無限にあるのでは…?!)
と、改めて感心してしまう。
そしてどの本も
装丁やタイトルに工夫を懲らし
「お願いっ!手にとって見て下さい。」
なんて嘆願している様にも思えてしまう。
(でも…)
人は何に惹かれてここから抜き取るきっかけを得るのだろう?
こんなにたくさんの中からただ一冊を選ぶ理由って…
(ん!?)
その本の前で足が止まった。
シンプルな白い本。
タイトルは『本を書く』
もちろん著者の名前に聞き覚えはない。
手に取る。
ページを開く。
最も大切だと思うのが最初の一行だ。
プラトンの言葉
「もし人が美そのものを見る事ができたら?
純粋で無垢で死ぬ運命や人生もろもろの
汚れやしみや虚栄からの自由で不変で
神々しい美、そのものを。
人はその時神の友になり、彼自身、不死の身になる。
…そのように生きられる生を、おろそかにして
よいのだろうか?」
ストンと言葉が心に落ちた。
情報氾濫の今の世にあって
人伝に聞いた本なら間違いなく、面白い本なのだろうけど…
そんなパターンばっかりじゃ
ちょっとつまらないな、と私は思う。 -
717夜
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書けそうもないことを書きなさい @千夜千冊 by 松岡 正剛
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本を書くという事についての態度、考察
働けど働けど我が暮らし楽ならず。そういうこと。空白が私に書く事を教えてくれる。タブローで仕切られた空白が。