砂と霧の家 特別版 [DVD]

監督 : ヴァディム・パールマン 
出演 : ジェニファー・コネリー  ベン・キングスレー 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.27
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本棚登録 : 219
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562112807015

感想・レビュー・書評

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  • ~★~ つかえない警官が悲劇を呼ぶ~★~

    いやぁ~ヒドい話で頭にきちゃうな。

    亡き父が遺したこの家に独りで住む女性キャシー、
    父親が30年かけて手にした家を私は8カ月で失う事に。

    この作品の一番のおバカは地元の警官、

    大体、自分の家庭も守れない男が人を守れるわけがない
    全く情けないったらありゃしない。

    結構ムカついてしまう内容だけど
    作品としてはいい映画です。

  • 悲劇です。

    主人公が2人います。
    それぞれの視点で幸福を求め、それが噛合わず
    最悪の結末を迎える、そんな映画。

    誰が悪いとかではなく、ただ噛合わせが悪かっただけ。
    噛合わせの悪さが続いてしまう人を不幸な人と呼ぶんだと思う。

    ただこの映画で不幸な結末を迎える人達は
    やっぱどっかでミスをしている。
    自己中心的過ぎたり、建て前を気にし過ぎたり、
    目の前の幸せに気づかなかったり。

  • たった一軒の家を巡って辿ってしまう悲劇の応酬。「幸せ」を追い求めたつもりが結局は真逆な結果を生むことに・・・ここまで「救い」のない映画はなかなかない。

  • ずっと昔に購入したままになっていましたが、連休中にやっと視聴。

    結構重い内容ですが、いい作品だと思います。
    とくにベン・キングスレーの名演技が光っています。

    ジェニファー・コネリーは昔の方がよかったかな(苦笑
    フェノミナの頃の可愛さが頭から離れません…。

  • 馬鹿な警官とアホ女が関わってくるせいで、1つの一家が破滅させられる話。見てて、腹が経ったから 自殺のシーンは、早送りで見ました。

    アホ女は、何で仕事してないわけ? 形見で大事な家なら必死に働いて こんな問題を起こすような生活するなよって感じ。この女がきちんと支払いしてれば、良かったんだから。女は、ストーカーみたいに 何度も家に来たり、自殺図ってみたり、、本当うざい。死にたいなら森かどっかで死ねって思う。 少佐は 優しい人だと思う。家族を守るための見栄だし。
    警官もイカレ野郎。自分の家庭を簡単に捨てるようなやつを好きになるなんて信じられない。警官のくせに、罪のない人を監禁したりして、、異常者。
    人生って、やっぱり運が大事だと思った。
    あんなイカレ女の家をあのタイミングで購入してしまった、大佐は、運が悪すぎる!

  • 不倫する奴の結末はそうなるよね。あーよかった。
    ドロドロ後味の悪い作品。でも最期まで引きつけられた。
    天気のいい休日に観る作品では決して無い。


    一軒の家を巡って死者の出る話。
    これはちょっと予想ついた。一番罪のない人間(皆罪はないけども。やりあう大佐とジェニファーコネリー以外)が最初にが死ぬんだろうな、と。
    そのほうが物語は絶対面白くなるしね。

    どちらの立場も譲れないね。何かを守るために動いているから。

  • ローカル地上波放送の字幕版、カット有りで鑑賞。
    絵のような、暗い影を生かした画面が美しく印象的。黒い髪と眉が美しいジェニファー・コネリーや、イラン人移民の家族が、その画面に映えます。
    小説を原作としており、登場人物たちの心の動きや、小さな行き違いが引き起こす悲劇の丁寧な描写に胸が痛むが、いかんせん辛すぎる内容に気持ちが暗くなります…。
    話の筋だけを追うと苦しいですが、俳優たちの演技や風景の美しさは堪能でき、観るべきものがあると思いました。

  • 「カバチタレ」にでてきそうな話。
    人は大切なものを抱えているのだなと。
    それぞれ異なって、悲劇が起こるのかなと。

  • 「失って、初めて気付いた。
     求めていたのは、ハウスではなく家庭ホームだったと。」


    亡き父が残した海辺の一軒家に住んでいる女性キャシー・ニコロ(ジェニファー・コネリー)。結婚生活に失敗し、夫に去られた彼女は、仕事もなく一人ぼっちで失意の日々を送っている。遠くに住んでいる母にはそのことを言えず、「幸せにしている」と電話で嘘をつくキャシー。
    そんなとき、たった数万円程度の税金未払いから、家を差し押さえられてしまう。後に、それが行政の手違いであったことが判明するが、すでに家は他人の手に渡っていた。新しく家主になったのは、政変でイラクを追われ、アメリカに亡命したベラーニ元大佐(ベン・キングスレー)の一家だった。祖国ではかつて優雅な生活を送っていた上流階級だったベラーニも、今は異国アメリカで肉体労働に身をやつしている身の上だ。しかし、献身的な妻ナディ(ショーレ・アグダシュルー)と愛する息子のためにも、新しい家でもう一度、人生をやり直そうと心に誓うベラーニ。美しい夕日と海が見えるその家は、彼が故郷で持っていた別荘に似ていたのだった。
    一方、父との想い出が詰まった家を失ったキャシーは、レスター警官(ロン・エルダード)の力を借りてベラーニに家を返すように詰め寄るが、応じてもらえない。父との想い出を守ろうとするキャシーと、新たな生活へ希望を託すベラーニ。それぞれの思いで家に固執する2人の対立は、その固執ゆえに徐々に激化していく。そんなとき、2人の目を開かせたのは、ベラーニの妻ナディと息子の無償の優しさだった。自分が本当に求めていたものは、家ではなく家庭であることに気付いたふたり。彼らはようやく心通わせ、お互いに共感し、和解に至るが……。

  • ボタンを掛け違えると、ここまで救いのないところまで堕ちていくものなのか。

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