- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4934569636058
感想・レビュー・書評
-
藤沢周平の作品を映画化。主人公の女性・いとを演じる北川景子の立ち振る舞いが,とてもキレイ。戸の閉め方なんて,ついついマネしたくなるほどパターン化している。3回で閉めるんですよ~。
いとの旦那,自分の立ち位置をしっかり分かっているところが素敵だ。焼き餅焼いてもいい所なんだけど…。
《NHKプレミアムシネマ》の解説を転載
藤沢周平の短編小説を映画化。海坂藩の要職を務める寺井家の一人娘・以登(いと)は幼い頃から父の手ほどきを受けた剣の達人だった。以登は、一度だけの試合で剣を合わせて以来、下級武士で藩内一の剣士・江口孫四郎に、ひそかに思いをよせていた。ある日、藩の重鎮がめぐらす陰謀のために孫四郎が自決したことを知った以登は、自らの信念を貫こうと、敵討ちに立ち上がる…。北川景子が凛(りん)とした剣士を演じる感動の時代劇。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桜の花が美しく
北川景子さんも凛として美しい
叙情豊かな風景と共に綴られる
女剣士の恋 -
2021/09/08
-
良い。
夫、めしを食うだけかと思ったら、人格者で、仕事の出来る男だった。なかななかっこいい。
北川景子、いい。 -
BSプレミアムシネマで。
初々しい北川景子が,役にはまっていた。
ストーリーも王道な感じが良い。 -
「プレミアム・シネマ」にて。評価が低いようですけど、私は良作だと思いました。藤沢周平原作の映画にはやや食傷気味であったところ、女剣士が主役というだけで新鮮味がありました(もっとも、藤沢周平の隠し剣シリーズでは女剣士は定番のキャラですが)。彼女が一度剣を合わせただけの男を慕って、その復讐を果たすというストーリーも良かったです。
10年前とあって北川景子はまだ野暮ったさがあるのですが、剣を構えた姿は凛々しくて良かったです。そしてなんといっても良かったのが彼女の許婚である甲本雅裕。ヘラヘラした昼行燈のキャラはなかなか時代劇には珍しいキャラで、彼の存在が変わった風を吹かせていました。 -
まず、ナレーションの女性の声が聞きづらい。また、女流剣豪としては、北川景子もミスキャストかと。
ほのかに思いをはせる男には相手が決まっており、その相手が他の男と逢瀬を楽しんでいるのを知ってしまった主人公にも親が決めた許嫁が・・
以登は男として生まれたかったに違いない。その強い気持ちが伝わる映画だった。
『花のあと』は、藤沢周平による短編時代小説、およびそれを表題作とする短編集、またこれを原作とした2010年公開の日本映画である。中西健二監督、北川景子主演の時代劇映画。2010年2月27日に山形県先行ロードショー。山形県での先行上映館4館を含む全国82館と小規模公開ながら、土日2日間で動員2万5,786人、興収3,031万8,880円を記録し週末興行成績ランキング(興行通信社調べ)で初登場第9位となった。
以登は、満開の桜の下で、羽賀道場の高弟・江口孫四郎に声をかけられる。父・寺井甚左衛門に剣の手ほどきを受けた以登は、羽賀道場の二番手、三番手を破るほどの剣豪であったが、孫四郎とは未だ剣を交えたことはなかった。孫四郎の人柄に触れた以登は、父に孫四郎との手合わせを懇願し、それが実現する。以登は、孫四郎に竹刀を打ち込む中で胸を焦がしている自分がいることに気がつく。それは紛れもなく初めての恋心であったが、家が定めた許婚がいる以登は、孫四郎への想いを断ち切る。ところが、奏者番の娘・加世に婿入りした孫四郎が、加世の不倫相手である藤井勘解由の卑劣な罠にかかって自ら命を絶つ。江戸から帰国した許婚・片桐才助の手を借りて事件の真相を知った以登は、勘解由を詰問するため、密かに呼び出す。居合いの遣い手である勘解由は、以登の口を封じようとするが、以登は懐剣で返り討ちにする。才助との祝言が済んだ翌年、以登は花見に赴く。しかし、満開なのに花が終わった後のようなさびしさを感じ、それ以来一度も花見に行くことはなかった。
(Wikipedia) -
TVにて
-
見た目はおそらくあっているのだろうと思うのですが、以登と孫四郎の声だけが映像と浮いている作品でした。
これだけ浮いているのならこの二人の物語なのかと思っていたのですが、そういうのではなく。あまりの浮きっぷりに、そこだけが吹き替えのようです。外画でもないのに吹き替え。どうしても気になって作品に入っていけなかった。
あとひとつは、この作品で儚い王子だった孫四郎。どうしても安住アナに似ている気がしたので、ドアップになったら笑えてしまいました。皆さんはどう思ったのだろうか。 -
主演女優の演技の違和感を感じつつも、周りを固める俳優陣の演技の良さが際立つ作品でした。甲本雅裕さんの笑顔とよく食べる様子が好きです。