Newton (ニュートン) 2012年 01月号 [雑誌]
- ニュートンプレス (2011年11月26日発売)
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感想・レビュー・書評
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特集は「電力と新エネルギー」
電気の特性、性質といった超基本的な事柄から
様々な発電方法、将来のビジョンまで
広く浅くの解説だが、非常に為になった。
(しかし、個人的に興味があった
バイオマス発電に関しての記事は全く無し)
その他全て興味深く面白い記事だったが、
その中でも個人的には
・ALMA望遠鏡、
・マルウェア特定システムnicter
・超すべる素材
の記事が面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新エネルギーの全体像を把握するには分かりやすい。
日本にも、相当規模の活用可能エネルギーがあることが分かります。 -
特集の「知っておくべき電力とエネルギー」が役立った。図書館利用。
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・虫歯菌が脳卒中のリスクを増す
・最古の人骨、180→198万年前
・ALMA望遠鏡、2011/09/30始動、2013完成予定
・nicterはproxyまで考慮して解析できるのか?
・雪虫は拡大すると興ざめだ、まあしょうがない
・特集「電力と新エネルギー」は識者が大勢よってたかって書いたとは思えない低レベル。気の利いた高校生や新入社員くらいでも書けるような、普通の資料から引用したレポートのレベル。どうすべきかの提言を書けないのなら、責任ある立場になど立つべきではない
・集団心理学の記事、筆者が行った実験の内容が恣意的というか、「流される心理」ではない理由も考えられるような、あまり論理的に思えない内容。エスカレーターの同調実験は合理的判断。つり革の実験は、単独試行ではなく、単に最初と最後に多めの力を出したとは考えられないのか。脱出シミュレーションは、状況を極端にしたにもかかわらず何も意外な結果が出ていない。学生の卒論ならこれでいいんだけど、教授が科学雑誌に出すレベルではない。
・「進化した船」は、現在の船に使用されている最新技術が網羅的にわかって良い -
新エネルギーについて。
わかりやすくて勉強になります。 -
エネルギー関係の数値情報の多くにデータ元が書いてあったので、そっちも見てみようと思います。
p.61の各エネルギー毎の情報表が見やすいです。
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氷特集が綺麗で好きです。
Like:氷紋、フロストフラワー、アラスカ メンデンホール氷河の氷の洞窟 -
エジソンが世界で最初の発電所をニューヨークに建設したのは1882年、日本初の電気の街灯が銀座にともったのも、同じく1882年。
電力というものは、発電量と消費量がぴったりと合っている必要がある。
Q. 発電量が消費量を上まわったとしても、無駄は発生するが、目をつむれば問題ない?
A. ダメ。無駄は許されない。電力が余ると、交流の周波数が狂ってしまうから。電力が余った状態では、そのおおもとである発電機の回転数を上昇させようとする作用がはたらき、結果として周波数が上がる。
周波数が本来の値からずれると、周波数にもとづいて決まるモーターの回転数が変動して、工場での工業製品の製造に影響が出る。許容範囲は0.2〜0.3ヘルツ程度まで。ずれが数%に達すると、発電機が故障する可能性が出てくる。