エルンスト・カッシーラーのおすすめランキング

プロフィール

1874-1945。ドイツの哲学者。旧ドイツ領ブレスラウ(現ポーランド領ヴロツワフ)に生まれる。ヘルマン・コーエンの下でカント哲学を学び、マールブルク学派の一人に数えあげられるが、近代認識論史の大著である『近代の哲学と科学における認識問題』(1-3巻、1906-20、4巻、1950〔邦訳『認識問題』全4巻・5冊〕)や『実体概念と関数概念』(1910)で独自の立場を確立。ベルリン大学私講師をへて1919年新設ハンブルク大学教授に着任。さらに『シンボル形式の哲学』(1923-29)で言語・神話・宗教・芸術などを包括する文化哲学の体系をつくりあげた。1933年、ナチスの支配と同時に亡命を余儀なくされ、オクスフォードからスウェーデンをへて、1941年以後アメリカで活躍する。1945年4月、ニューヨークで歿。著書は他に『自由と形式』(1916)『カントの生涯と学説』(1918)『ルネサンス哲学における個と宇宙』(1927)『啓蒙主義の哲学』(1932)『現代物理学における決定論と非決定論』(1936)『人間』(1945)『国家と神話』(1946)などがあり、その多くが邦訳されている。

「2019年 『カントの生涯と学説 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エルンスト・カッシーラーのおすすめランキングのアイテム一覧

エルンスト・カッシーラーのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『国家の神話 (講談社学術文庫)』や『啓蒙主義の哲学〈上〉 (ちくま学芸文庫 カ-22-1)』や『シンボル形式の哲学 2 第2巻 (岩波文庫 青 673-2)』などエルンスト・カッシーラーの全54作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

国家の神話 (講談社学術文庫)

94
4.25

感想・レビュー

とても楽しめた。 ヘーゲル、マキャヴェリ、カーライルあたりが特に面白い。 画一的な通説に惑わされることなく、入念なリサーチで獲得した知識をフルに使い、対象... もっと読む

啓蒙主義の哲学〈上〉 (ちくま学芸文庫 カ-22-1)

63
4.33

感想・レビュー

微妙に古典として扱われてるけどカッシーラーの著作はまだまだ現代的意義を見出せるものが多いと思うお! 在庫切れが多くてションボリ(ーωー) もっと読む

シンボル形式の哲学 2 第2巻 (岩波文庫 青 673-2)

60
3.50

感想・レビュー

関西外大図書館OPACのURLはこちら↓ https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB00188145 もっと読む

認識問題 1――近代の哲学と科学における

25
4.00

感想・レビュー

[ 内容 ] 近代的認識はいかにして立ち上がってきたのか。 ルネサンスの薄明からその萌芽を丹念により分け、ケプラー、ガリレオの飛翔、さらにはデカルト、... もっと読む

個と宇宙―ルネサンス精神史―

22
3.25

感想・レビュー

クザーヌス、ピコ、フィチーノらの華やかな哲学、その思想背景も分かりやすく論じている。すべての文章が「である。」で終わる訳はもうちょっと もっと読む

認識問題 2-1――近代の哲学と科学における〈2‐1〉

21
5.00

感想・レビュー

[ 内容 ] ニコラウス・クザヌスに始まり、デカルト、スピノザ、啓蒙の時代をへて、ヘーゲル、アインシュタインまで、ヨーロッパ近代全体の思想や諸科学の場や... もっと読む

認識問題 4 ~ヘーゲルの死から現代まで

20
3.00

感想・レビュー

[ 内容 ] クザヌスからアインシュタインまで、500年に及ぶ西欧の「知」の場と意味の変遷を跡づけた記念碑的大著・全4巻をここに公刊。 本巻は19‐2... もっと読む

認識問題 2-2――近代の哲学と科学における〈2‐2〉

19
3.00

感想・レビュー

[ 内容 ] 近代哲学は、いかにしてカント哲学へと収斂していったか。 ニュートン、ライプニッツ、ロックらを俎上に載せ、哲学史の結節点を丹念に跡づける。... もっと読む

デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ: 一七世紀の英雄的精神と至高善の探求

17
3.00

感想・レビュー

2007-07-18 心身二元論,人間機械論,要素還元論と近代科学の礎を築きつつも,それ故に批判も耐えないデカルトが, 先生として教えながらも大変... もっと読む

アインシュタインの相対性理論 改訂版新装 (河出・現代の名著)

15
3.50

感想・レビュー

相対性理論の理解には役立たない。それどころか相対性理論をある程度理解していないと内容はまったくわからない。 もっと読む

認識問題 3―― 近代の哲学と科学における

15
3.00

感想・レビュー

[ 内容 ] ルネサンス以前から20世紀までを独自の方法意識で辿った記念碑的哲学史、全4巻・5冊の画期的な訳業、完結。 第3巻はカント以後、フィヒテ、... もっと読む
全54アイテム中 1 - 20件を表示
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