- Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9780099413127
感想・レビュー・書評
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2013.5.15
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主人公のエーミールは、こういう物語では珍しいほどの親思いのいい子で、盗まれたお金は母親が苦労して稼いでくれたものだと知っているから、必死で取り戻そうとする。
大都会ベルリンで、タイミングよく知り合った子どもたちの協力を得て「探偵団」を結成するあたりから、俄然おもしろくなった。
最初のエーミールの心細さ、仲間を得てからのワクワク感、子どもたちの中でのリーダーの存在や仲間割れ、大人に負けないパワーなど、もちろん子どもが読んでも楽しいだろうけど、大人の私が読んでも十分楽しかった。
最後に犯人を追い詰めるところは、見事なものだった。
しかし、その後がちょっと冗長だった気がする。
さらっと1ページで後日談みたいに書く程度でよかったのに。
英語はとてもやさしく、読みやすかった。 -
[ 内容 ]
テンポが早くスリルにあふれているので、飽きることがありません。
英語は平易でとっても読みやすいです。
[ 目次 ]
[ POP ]
日本語でも普段の会話より、いざ文章を書こうとすると難しく感じるものですが、実際にアメリカ人と英会話をしているよりも、英語の本を読んでいるときのほうが、さらに難しいことに気がつきます。
それは、文化の差といえるかもしれませんね。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
YL6.5 33,000語
Emilは美容院を営む母と二人暮らしで、暮らしむきは
厳しい。そんななか、Emilは初めて一人旅をすること
になった。祖母に渡すお金を母から預かって列車に乗
るが、そのお金が盗まれてしまう。 -
ドイツの田舎の少年エミルがベルリンへ旅をする。列車で乗り合わせた男はあやしげだが・・・。
エミルやベルリンの子供たちの活躍が楽しい。