icf5800zさんの感想
2014年2月16日
書簡体の物語。 語り手である主人公は、一匹の犬を飼っているのだが、ある日その犬のお爺さんを探しにアメリカに旅立った。そのお爺さん犬というのが、なんでも、アメリカで色々の冒険をしたらしいのだが、今は居場所が分からない。 手掛かりは殆ど無い上に、旅は「珍道中」を通り越して、グダグタになって行く。仕舞いには、自分たちが何処に居るのかも分からず、食料も手持ちの金を尽きようとしていた … 。 読んでる側としては、そのグダグタ感が面白かった。