Death in the Freezer level 2 (Oxford Bookworms ELT)

著者 : TimVicary

制作 : TriciaHedge 

• Oxford Univ Pr (2000年8月17日発売)

感想・レビュー・書評

[kabochaさんの感想 · 2009年2月3日]

Ellenは、両親の愛と関心を奪った弟Alを子どもの頃から憎んでいた。
そして今、自分をまるで掃除婦や料理人のように利用し、なんの見返りも渡そうとしないAlに、殺意を抱いていた。
看護婦という職を利用し、Ellenは、Alの殺害計画を立てるのだが…

なんか、すごいスピード感があって、一気に読んでしまった。
最後のどんでん返しのシーンも、すごく良かった。

表紙から、おどろおどろしい話かと思ってたんだけど、
全然別の意味で、おどろおどろしかった。大人ってっ、大人ってっ…！　な世界。

[そこそっこさんの感想 · 2009年1月15日]

人体冷凍保存を巡るミステリーですが、根底で訴えているのは兄弟愛、家族愛ではいかと。
劣等感も大きくなりすぎると怖いんですね。しかもその劣等感が家族をを通じて大きくなるとなお更恐怖です。
最後のほうは「そういうことだったんだ！」。けっこう衝撃的でした。
自分の体が冷凍保存できることになったら、あなたはどうしますか？

やさしい英語にリライトしているのがTim Vicary。
Oxford Bookwarmシリーズではお馴染みの作家さんなんですが、この人の文章はすごくシンプルなのに
読んでいてワクワクします。稀有な作家さんです。

[jacchanさんの感想 · 2008年3月12日]

１８８冊目　YL;2.8　語数；6211

[ハルミズキさんの感想 · 2008年3月2日]

YL 2.8　　6,211語

[tontonさんの感想 · 2008年1月24日]

0149/YL：2.7/6,211語/総語数422,980語/

[ナミさんの感想 · 2005年9月10日]

語彙レベル700/総語数6211/YL2.6/SSS難易度レベル2。
表紙とは裏腹に、中身はとても面白かったです。
弟のAlが生まれてから、両親からの愛を受けずに育った主人公のEllen。
大人になってEllenは看護婦になったけど貧乏。弟のAlは有名なロック歌手になり超リッチ。
ずっと弟を恨んで育ったEllenがAlにすることは…？
最後にそうだったの？！と思えるところがとてもよかったです。