The Lovely Bones

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著者 : Alice Sebold
  • Back Bay Books (2003年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・洋書 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780316168816

The Lovely Bonesの感想・レビュー・書評

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  • 去年NYに行った時に購入した一冊、アリス・シーボルドの"The Lovely Bones"(邦訳もあるみたいです)。ベストセラーの棚に置いてあった本の中でも表紙の空色のグラデーションが際立っていて思わず手にとったもの。


    隣人にレイプされ殺された14歳の少女スージーが、家族や友人、初恋の男の子、そして殺人犯の周りに起こる出来事を天国からみつめるというお話。映画化もされたそうです。


    スージーが当初思い描いていた天国は悩み事や悲しみから一切解放された完璧な場所。新しく知り合った人々と過ごすうちに天国での生活にだんだん順応していくスージーだったが、そこで待ち受けていたのは地上に残してきた大好きな人たちに寄り添っていられないやるせなさや想いを伝えられないもどかしさ。


    自分が殺されたことで生じる家族の亀裂。友人たちの間に広がる噂。殺人犯に翻弄される警察。決して体験することのできない青春。


    自分の存在がいつの日か忘れられてしまうのではないかという恐怖と、自分の記憶が愛する人々を苦しめ崩壊させているというジレンマ。


    あらすじを読んだ限りではもっとミステリー色が濃くてスピーディーに話が運ぶのかと思いきや、実際のところはヒューマンドラマ色が濃くて時が流れるのはかなりゆっくり。スージーが姿を消してからおよそ10年くらいのスパンで話は展開します。あまりにも話がすすまないから途中で読むのを一度放棄してしまったのはここだけの秘密です笑 ストーリーのコンセプトは面白いのだからもう少し短かったら飽きることなく最後まで読めたんじゃないかと思うと残念。


    このお話の何が面白かったって、スージーの死と向き合う家族の心理描写のリアルさ。お父さんの執念、お母さんの現実逃避、妹の前向きな姿勢、弟の孤独と健気さ、おばあちゃんの実は計算された自由奔放さ。それぞれが自分なりの方法でスージーを失った心の穴を埋めていく、そしてゆっくりと自分の幸せを模索していく。深かったです。


    数年前、私は大好きな人を亡くしました。そのときからかな?小説の中で、登場人物がどう死と向き合うのか、その視点に何よりも興味を持つようになったのは。そんな登場人物に出会う度、激しく共感して悲しむことになるけれど、彼らの成長と共に私も一歩ずつ前に進めてる気がします☆


    私もスージーのお母さんと一緒で、大好きな人の死を認めようとしなかった。認めたら彼女の記憶がどんどん薄れていっちゃう気がしたから。彼女のことを常に思い出さなくなった自分を責めたし、彼女のいない世界で笑ってるのが許せなかった。でもね、私の大切な人が望むことはただ一つ、何があっても残してきた人には幸せになってもらいたいんだろうなーって。


    最後のスージーの言葉、じんわり来ました。この一言、言うの覚悟がいったよね。

  • やるせなくて、悲しい、そして恐ろしい。
    それでも最終的にはなんて美しい話なんだろうって思う。
    そんな素敵な本

  • レイプされて殺された女の子が、天国からその子の家庭が崩壊してそしてまた再生されていく過程を描いた本。

    友達に薦められたんだけど、崩壊していく様子が読んでいて、本当に本当に辛くて痛くてギブアップ寸前。。

    最後は救われるからの友達のひとことで1ヶ月休憩してから読破。

    最後は救われました。でも読書で辛かったのは初めてー。

  • こちらはおそらく、10年前に読んだ本。しかし、少し前に映画化したので、更新。。もう本当にせつない。。自分が殺されたことによって、家族の今後がひどい状態になっていくことを天国からみるような本。。内容はやりきれない。

  • 最初の数十ページはいきなりレイプ&バラバラ殺人で、かなりのインパクトがあって良かったんだけど、それ以降のテンポが非常に悪かった。途中で投げ出したくなったけど、我慢して最後まで読んだらあの結末…。それにしても、どうして初恋の相手とお友達にあんなことさせちゃうのかな~?いくらなんでもひどいと思うんだけど。

  • この本も死んだスージーが語るお話です。ストーリーはシリアスタッチ。最初から主人公が殺されて、とてもかわいそうです。このお話のほとんどは主人公の残された家族や友人の話です。1973年からのことなので、少し時代遅れだな、と思うこともありますが、ストーリーがきれいに流れていく物語でした。大事な人が亡くなると失った家族にどんなに影響があるか、心からわかる本だと思いました。

  • 最初の30ページくらいでギブアップ。レイプされて殺されちゃった女の子が、天国から地球を見守りながら成長していくって話みたいだけど、全く波長が合わなかった。英語は簡単。

  •  My name was Salmon, like the fish; first name, Susie. I was fourteen when I was murdered on December 6, 1973.
    感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-170.html

  • レイプされて殺された女の子が主人公のお話。彼女が殺された後の家族や友人が悲しみの淵から、前向きに生きていく様を死んだ女の子の視点で書かれてる。こんな小説って少ないよね。
    ただ登場人物が多かったりと、ちょっとわかりづらい部分があったのが残念。

  • 最後があんまり、かなー。

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