Where I'm Calling From: Selected Stories (Vintage Contemporaries)
- Vintage (1989年6月18日発売)
本棚登録 : 42人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9780679722311
感想・レビュー・書評
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Carverの文章は簡潔で読みやすいと聞いてはいたけれど本当だった。昔、洋書の多読を始めた時に「初心者にはS・シェルダンがオススメ」などと言われたが、カーヴァーも十分勧められるような気がする。シェルダンの場合、セリフが多いのが読みやすさの一因であると思うけれど、カーヴァーは地の文が非常に簡潔だ。それでいて、情景が鮮やかに目に浮かび上がってくる。
本書は短編集でおよそ30作が収められている。最初に読んだのは「A small, good thing」。読みながら涙が止まらなかった。ラストも良かったけれど、途中で「苦しんでるのは私一人じゃない」と夫婦の絆に気づく妻の姿に心打たれた。時に村上春樹氏の翻訳と比べながら、少しずつ他の作品も読んでいきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カーバーの短編はいかにも短編らしい小編なので、軽く読めて(それでも深く感じる)とても好き。一つ別の出版社から出てる短編集の裏表紙に「彼はチェーホフを超えた」って書いてあった。えー!ホントに!?
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レイモンド・カーヴァー著。
この独特の世界観がクセになる。
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