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- Amazon.co.jp ・洋書 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9780714864754
感想・レビュー・書評
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邦題『キスなんてだいきらい』
トミー・ウンゲラーは悪ガキ心を忘れずに大人になった人だなぁと思っていて(褒め言葉!)、こちらの絵本もそれが遺憾なく発揮された、クスクス笑える面白い本だった。
男の子の冒険心と反抗心、それでも失敗すると家族を思ってこっそり反省する姿が描かれる。その葛藤と成長が愛らしい。やっぱり嫌なことは嫌だと線を引くところに、自立への一歩を感じさせる。
「お母さんのキスが嫌い」という本人体験から着想を得た作品。出版当初、「朝の食卓に「シュナップス」の酒瓶が置かれてあるのが教育上よろしくない」など、アメリカの児童書の世界からかなり非難をあびたらしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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