No One Belongs Here More Than You: Stories
- Scribner (2008年5月6日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9780743299411
感想・レビュー・書評
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強烈。
同じような経験はしたことないけど、「そんな感覚前にあった」と思ってしまうのはなぜなんだ。
ある種の既視感のようで、でも、共感はない。
言葉ではなんとも言い表せない感覚です。読んでください。
その場で傷ついて泣き崩れてしまうような種類の残酷さではなくて、
自分じゃどーにもならないところから残酷な現実がやってきて、自分の何かをさらっていって。辛さよりも戸惑いの方が先行する、その瞬間の人の動き・・・みたいなものが、鮮烈に見える。
著者は映画監督らしい。フランク・オコナー国際短編賞受賞。
セクシュアルな表現苦手ならお勧めできませんが、恋愛話でもなければ性的なトピックが中心でもないです。何より短編集としては非常に粒ぞろいかと。
個人的には、"How to tell stories to Children," "The Moves"が好き。
Dont wait to be sure or you'll miss the boat, hop on and move, move, move.
たったの2ページやそこらで、どすんと体当たりして過ぎ去っていきます。触れた肩の感触は、ずいぶんと長く残る作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とてつもなく寂しい人たちの物語。独特な静かな雰囲気の短編たちが、ずらっと並んだ一冊の本。目が離せない、けど癒されはしない、寂しさをそのままそっと、ずっと、胸に一緒にかかえるだけ。
もしかしたらこれは、寂しさと世界の中に存在する違和感に対して、目をそらさずにそっと静かに見つめることを一緒にする本なのかもしれない。 -
どのエピソードも詩的な感じがした。
不思議な読後感。気まずい話集。
女流作家。 -
ジャケ買いでした。水泳の話がよかった。そして飾るとインテリアに良い
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各所で絶賛されているので。
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It stil counts, even thought it happened when he was unconscious.
感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-549.html