Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) (Paper) (5) Adult Edition
- Bloomsbury Publishing PLC (2004年7月10日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (956ページ)
- / ISBN・EAN: 9780747570738
感想・レビュー・書評
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ハリー・ポッターシリーズ5作目、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」。
いや〜、長い。とにかく長い。前作もすごいなと思ったけど、今作は936ページ。比べてはいないけど、Kingさんの "The Stand" 辺りよりも厚いんじゃないかな? 読み終わって思うのは、こんなに長くなくても別にいいんじゃないの?ということ。ローリングさんが書きたかったんだろうからもちろんいいんだけど、内容を振り返ると、中身より長いなという感じがする。子どもたちはこれを嬉々として読み切ったんだろうか?
前半はUmbridgeによる迫害がメインなのに、その話が結局はメインじゃないという辺りが、ちょっと(やっぱり長すぎて)詰め込みすぎてるのかなと思う。読み終わった時にはシリウスのことなんかで頭がいっぱいで、Umbridgeのことなんかすっかり記憶の彼方だもの。
シリウスのこと、予言のこと(誰がその予言をしたのかも)、なぜDumbledore先生が小さいハリーをDursleysに預けたのか、そのへんがわかったのはよかった。
あと、個人的に、映画でハリーパパがすごい意地悪で嫌なやつとしてスネイプ先生の記憶にあった(口が悪人風にひんまがってたんだもの)のがとてもショックだったので、その辺もローリングさんの意図を確認できてよかった。
まあ、結局、全面戦争が始まるんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示