The Miraculous Journey of Edward Tulane
- Candlewick (2006年2月14日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9780763625894
感想・レビュー・書評
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○あらすじ
Edward Tulaneは、陶器のうさぎ。
耳としっぽは、本物のうさぎの毛でできていて、
ワイヤーで繋がれた腕と足は、曲げることもできます。
彼自身も、そんな自分に満足し、誇らしく思っていました。
Edwardの持ち主は、Abileneという名前の女の子。
彼女は、彼に毎日素敵な服を着せ、心からEdwardを愛していました。
でも、ある日彼が迷子になってしまって…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
図書館から借りて来ました。
Kate Dicamilloの作品です。
なんて感想を書いたら良いのか分からないくらい、
とにかく素敵な作品でした☆
以前読んだ、「The Story of Holly and Ivy」に登場する人形たちや、
「The Velveteen Rabbit」のビロードのうさぎは、
ただ誰かに愛されたいと願っている人形たちだったけれど、
Edwardは、もうずっとAbileneに愛されてきて、
それを当たり前のように思っているお人形。
そんな彼が迷子になり、様々な人との出会いと別れを繰り返す中で、
逆に愛することを学んでいきます。
出会いは奇跡的なのに、別れはいつも突然で悲しく、
そのたびに、胸が痛くなりました…。
最後にEdwardが、「誰かを愛し、愛されることは辛い」と、
愛について諦めたことを告げた時のthe old dollの言葉が印象的だったので、引用しておきました。
私はハードカバー版で読んだんですが、
イラストが素敵で、しかもカラーだったので、
購入される方は、ハードカバー版をお薦めします(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
YL4.3 16,983語
Edward Tulaneは中国製のうさぎの人形。
頭は陶器でできていて、耳は本物のうさぎの毛皮、関節も
曲がるし、立派な洋服もあるし金の懐中時計も持っている。
Abileneにとても可愛がれていたEdwardだが彼女の手元を
離れ、Edwardの旅が始まる。