Molecular Biology of the Cell 5E
- Garland Science (2008年1月2日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (1392ページ)
- / ISBN・EAN: 9780815341062
感想・レビュー・書評
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Molecular Biology of The Cell (Garland Science).
2008 年以前に標準と思われていたことがまとめられた教科書。
DVD-ROM に収録された発展的・応用的な章が面白い。
細胞生物学の教科書であるから、シグナル伝達や細胞分裂、細胞内輸送の勉強に使用。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知名度は半端無く高い俗称「The Cell」
読み易く、内容も非常にレベルが高い。
但し、とても厚く、本の後半はCDになっている為、中途半端な感は否めない。
全てを読むと言うより、キーとなる部分をしっかり読み、疑問が出たら、それに関係するチャプターを読むと言うスタンスが重要。
しかし、非常に読み易い英語である為、自らのトレーニングとしてコンスタントに読むには極めて良質な本である。
付属のCDには既述の通り、幾つかのチャプターが納められている。
また、その他に動画や本の中で登場するFigureなどが収められており、教材を作成する上でも非常に有用な本である。
各章末問題や抱き合わせのProblem Approachが非常に面白い。 -
学校時代に一番読みごたえがあって、理系英語をいっぱい学びました。
細胞ってえらい。 -
分子生物学の定番。私が読んだのは、一つ前の 4th Edition である。
私にとっては、始めて通読した英語の専門書である。
この本を読めば、(ミクロ)生物学の大抵の文献(論文・レビュー・専門書)は読めるようになる。
生物学を専攻する人にとって、最適の入門書だと信じている。
「もっと簡単な本を読んでからこの本に進みたい」という声も聞くが、この本はアメリカの
学部生が読めるように書かれている。概して、アメリカの高校生物学よりも、日本の高校生物学のほうが、多くを教える。
日本で高校の生物学を(真面目に)やっていれば、この本を読むのに必要な基礎知識は十分にあると考えてよい。
生物学用語は、日本語も英語もほとんど同じだから、英語に困ることもない。リボソームは ribosome、ミトコンドリアは
mitochondria である。
私とこの本の出会いは、高校3年生の冬(11月か12月ごろ)、Z会の通信教育で、「大学に入ったら読む本」として
紹介されているのを見たことである。その頃の私は、生化学に傾倒しており、父親の古い
「レーニンジャー基本生化学」で省略されている反応(必須アミノ酸の生合成とか)が、この本に載っているのではないかと期待した。
そして、「大学に入ったら」というのを待ちきれず、受験直前の1月、お年玉で amazon に発注してしまったのである。
そして、貪るように読んだ。上に書いたように、英語もそんなに難しくなかった(ただ、endoplasmic reticulum が小胞体のことだと分からず、しばらく悩んだ)。
"We"とか"you"を多用する文体で、まるで、先生から直接話しかけられているかのように感じた。
大学入学後の6月か7月くらいまでかかって、全部を読んだ。とても楽しいひとときだった。
残念ながら、molecular biology と biochemistry は別物で、この本には必須アミノ酸の生合成は載っていなかったというオチもついた。
そこで、私は大学図書館に入り浸り、biochemistry の専門書あさりを始めるのである。 -
2009/1/4
やっと読み終わった。読んだの本当は第四版なんだけど画像なかったから第五版で。
細胞生物学だけではなく、生命科学の概要が分かった・・・と言いたい。
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Fifth Edition