The Gift of the Magi
- Simon & Schuster Books for Young Readers (2006年10月3日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9781416935865
感想・レビュー・書評
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賢者の贈り物、といったら、たいていの人はあらすじを空で言えるよね。だから物語へのわくわく感はなかったけど、イラストがすてきだったから借りた。賢者の贈り物より、絵のない絵本を読みたいな。
でも以外と手こずった。手書き風のフォントはすてきなんだけども読みづらいし、意外とお金の単位がわからない。
だから飛ばし飛ばし読んだ。
髪を切っても、彼が私をすてきだと思ってくれますように!ってシーンがかわいい。こういう女心好きだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お話は有名なので皆さんの御存知のとおり。
貧しい夫婦、その家に価値のあるものは妻の美しい髪と夫の父から譲られた懐中時計。
妻はその髪を売り、夫に懐中時計の鎖を買い求め、夫はその懐中時計を売り妻の髪を飾る櫛を買いました。
子どもの頃このお話を読んだ時は「プレゼントがすれ違っちゃって残念なお話だなぁ」って思ってました。
もちろん二人が相手のことを思ってしたことなのだということはわかっていましたけれど。
Magiとは東方の賢者。イエスが生まれたときに贈り物を持って東方からやってきた賢者のことです。
オー・ヘンリーは物語の最後にこう書いています。
「互いのために宝物を台無しにしてしまった二人。でも、このような二人こそもっとも賢い人Magiなのです。」と。
二人は想いあって、贈ったものは心からの愛情。
久しぶりにこのお話に出会いました。いいお話だなぁ。 -
●YL3くらい? <br>イラストはLisbeth Zwergerさんのもので、はかなさが素敵です♪ハードカバーならではの装丁で、表紙の浮き上がった金文字が素敵。内容は手書き?で、これまたイラストと見事に調和していました。