The Project Management and A Guide to the Project Management Body of Knowledge (PMBOK Guide)

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  • Amazon.co.jp ・洋書 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781628256642

感想・レビュー・書評

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  • PMP試験(プロジェクトマネジメント試験)の勉強のためにPMIから英語版をダウンロードして読んだ。日本語版はPMIの日本支部会員になる必要があったので50ドルを惜しんで断念。
    本書第7版は第6版から大幅に改訂され、プロジェクトマネジメントのガイドラインとして良くなったと思う。特にプロセスベースの構成から原理原則ベースの構成になったのが評価できる。読み応えのあるPMBOKに生まれ変わった。こういう軌道修正ができるPMIはさすが。合格したので一旦読了とするがたまに読み返そう。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://ebookcentral.proquest.com/lib/hokudai-ebooks/detail.action?docID=6636132
    ※学外から利用する場合は、以下のアドレスからご覧ください。(要ログイン)
    https://www.lib.hokudai.ac.jp/remote-access/?url=https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/6636132

  • (日本語版を読了。ブクログに登録がないため一時的に英語版を登録)


    Summary
    プロジェクトマネジメントの標準。グローバルに開発され、30年以上の歴史がある。今回改定が入っている(後述)。
    読み方として、一度全体を通して読んだ後、具体的に自分が関わっているプロジェクトではどうするべきかをポイントを絞って考えていく。そこで必要なアクションや考慮点があれば活動のありかたを変更・追加・削除・混合・整合してテーラリングする。うまくいけば継続し、そうでなければ方法を変えてみる。そのように教科書的な活用を前提に、定期的に見返して考えて議論して実際の活動の価値観や行動に反映していく。
    星野リゾートの教科書経営のような捉え方で活用することで効果的なプロジェクト運営を目指せる。


    イメージ
    価値実現システム:プロジェクトの領域。プロジェクト成功には何が要素になっているかを把握できる。
    原理原則:行動指針。プロジェクト成功のためにはどのような行動をすればよいかの方向性がわかる。
    パフォーマンス領域:プロジェクト成果を提供する注力領域。行動指針によって影響を受け、実際の行動が具体的に見える。
    モデル方法作成物:さらに具体的なアウトプットやツール。

    サマリ
    まず第一に、プロジェクトの成功のためにはどういった要素が要因になっているか、体系的にまとめるとどのような原理原則が大事になってくるかが表現されている。
    かなり抽象的で汎用的な表現が多いため、具体的な経験や事例を交えて思考・議論しなければ頭に入って来づらい。一方で抽象度が高いために多くのケースの共通点となり、根や幹となって根本的な会話ができる。

    原理原則は行動の指針とし、パフォーマンス領域は注力領域をあらわしている。ボリューム的にもここが本書のメインコンテンツ。各エリアにおいて、どのような行動を行えばプロジェクトの成功に近づけるかが述べられている。そのため、やみくもにプロジェクトに関わったりエリアごとにコツを活かすのではなく、もれなく全体感を把握した上で必要な部分を取り出すことで効果的にプロジェクトを成功に導ける。

    モデル、方法、作成物の章に具体的なツールなどの記載があるがおまけ程度。具体的なコンテンツはPMIStandards +よりダウンロードできるため、そこから活用するか一般的なフレームワークなどを引き出しとして持っておくと便利だと思われる。

    テーラリングをもって実際に体系的なアプローチやプロセスが具体的なプロジェクトに適応するようにアジャストすることができる。まずは初期のアプローチを決め、組織に合わせ、その後プロジェクトに合わせる。そして継続的に改善を行なっていく。

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