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- Amazon.co.jp ・洋書 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9781854375230
感想・レビュー・書評
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19世紀を通してイギリスで活躍した画家で、ラファエル前派の創始者の一人、ジョン・エヴァレット・ミレイ。これはミレイとその絵を紹介した英書。ちなみに、「落ち穂拾い」、「晩鐘」、「種をまく人」などで知られるフランスの自然主義画家、ジャン・フランソワ・ミレーとは別人です。二人は同時代人ではあるけれども。
とにかく、児童を書かせたらこの人の右に出る者はいないんじゃないかってぐらい子どもの絵が愛らしくて美しい。My First Sermon(1863),My Second Sermon(1863),Bubbles(1886)などには特に目を見張ります。
表紙を飾る絵は、彼の出世作となったOphelia(1851-1852)です。もちろん題材は…、言わずともピンとくる方はおられるでしょう。ヒントはクイーン=ベスが君臨した時代の、あのイギリスの文豪の作品です!
掲載されている絵のサイズが小さかったりと、不満も多少はあるのですが、ミレイを安価に楽しめる書が少ない中で、1500円ぐらいで手に入るのはすごくありがたいです。一冊持ってても損はないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オフィーリアが好きなのです。綺麗だし、眺めてるとうっとりいたします。
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