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- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000003179
作品紹介・あらすじ
日常的秩序が破壊され、浪費と喧噪に満ちた祝祭が展開されるカーニバル。その根源的な意味と機能は何か?現代の記号論研究を代表するエーコとイワーノフは、カーニバルのもつ両義性や象徴的な対立と統合の意味を明らかにし、その基本的な位置づけを行なう。またブラジルの新進女性研究者レクトールは、「エスコーラ・デ・サンバ」という組織の歴史・演目・音楽・パレード・ダンスの身振り等を具体的に分析し、民族的・文化的混成社会におけるカーニバルの大きな役割を明らかにする。理論とケース・スタディの両面から記号論にアプローチする興味深い書。